只今、ローマ滞在中の娘から連絡があり、ホテルのルームメイトが腹痛と激しい下痢・嘔吐に苦しんでいると言ってきました。
その翌日、今度は娘が下痢になったと連絡がありました。うちは息子が11カ月の時、ロタウィルスで死にそうになった経験があるので、心配していましたが、話を聞いていくうちに、ウィルスではなく食中毒の可能性が出てきました。
娘曰く、ボンゴレかも?と言う事で、ああ、そう言えば、テルコさん(メルボルンのお友達)が言ってたよね。夏場はあさりが毒をもつって。。。思い出しました。調べてみるに、あさりは毒をもつことがあるのは確かで、火を通せば消えるって毒じゃないそうです。ああなるほど!たぶんそれだね!ボンゴレには注意。
と言う事で、夏のバケーションで食べたかったホンマ物のボンゴレビアンコ!もいいのですが、ローカルのアサリの毒にご注意。胃腸炎になりますよ。私が調べたところによると、二枚貝はヤバイそうなんで、ムール貝もやめた方がよさそうです。
娘、今日は午前中は下痢のため休み、午後からバチカンへ出かけたそうです。心配してましたが午前中で症状は良くなったそうです。あと、友達に下痢止めの薬を貰ったと言ってました。
もし、ウィルス性の下痢なら下痢止めの薬は、ウィルスを外に早く出すという意味で、使わない方が良い薬です。どうしても下痢を止めなくてはならない時だけ使うと良いでしょう。
が、どうやら食中毒のような感じなので、2、3日すれば元に戻ると思いました。
なんでも、初めは息子の大学の生徒たちの間で流行はじめ、そして娘の大学の生徒に感染したと聞きましたので、やば!ウィルス!と思ったのですが、同じ寮の子達だけがそうなってるので、食べ物を疑った様です。そしてボンゴレが浮上したという流れ。笑
これも経験のうち。今回も旅行中の病気について学んだことでしょう。笑
私もウィルス・キャピタル・イン・ザ・ワールド!っと言われている、フランクフルトで子育てをしたので、ウィルス感染、バクテリア感染の違い、その対処法など、ドイツの医者にいろいろと教えて貰いました。
ドイツはやっぱり医学の国だよ。そう思いますね。
では、こんな時どうすればいいか?を教えましょう!
まず、水下痢が酷くってだるい時。もちろん皆さんも知ってる、ゲータレード(日本ではポカリスエット)なんですが、ただそれだけじゃなく、塩を一つまみそれに入れましょうね!どうしてかはよく知らないのですが、元気が出ます。(主人曰く)
吐き気!体がだるいのに、吐き気って、マジ、le miserable!ですよね。笑 そんな時には、薄めの紅茶が良いのです。紅茶に含まれる、タンニンが吐き気止めの役割をします。これはクロアチアのドクターに教えてもらいました。
その後、出すだけ出して、一段落したなと思ったときに、軟便を固くするのが、バナナ。バナナは便を固くする作用があります。息子が回復に向かう時に、病院で出されたのがバナナでした。
夏にイタリアに旅行する時は、下痢止め薬を忘れずに~!と、ボンゴレのような二枚貝(ムール貝)は特に当たりやすいそうなので、気を付けましょうね。
フランクフルトに住んでいた時に、夏のバケーションでパリに行ったのですが、よく見かける風景だったのが、あのクソ暑いパリのカフェでオイスター食べてる人。結構いるんですよね。冷たく冷やした生のやつですわ。
私、生ガキ大好きなので、彼らの皿へ目がいってしまってたんですが、と同時に、大丈夫かいな?こげに暑いのに?と、私は食べたくっても、それはちょっと・・・とオーダーするガッツがイマイチ湧きませんでした。日本人なので特に海外の生もの(魚介類)なんてぞっとしてしまいます。笑
鮮度の低いものでも慣れればOKなんでしょうけど、日本人にはハードル高そうな海外のナマモノ。夏場は気を付けましょうね。
ちなみにバチカンは人が多すぎて疲れたそうです。スリにもご注意ですよね!
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