子供育てた事ない息子に、分かるわけないよね~!と思いながら、子育て論について激突しました。笑
息子曰く、人間の性格は人格が形成されて来た環境に依存するという論。私は、三つ子の魂百までと言う言葉が大昔からあるように、もともとあるその人の個性含め、人生のはじめの時期で半分以上は決まるという説。
人生経験豊富で、子育てで苦労してきた、多くのお母様は、たぶん私の意見に賛成するんじゃないかな?環境でその人が曲がってしまうっていうのは、言い訳に近い気さえ最近します。
この様に最近の息子ぐらいの年の子は、様々な教育関係のスタディーなどで影響された社会で教育を受けてるせいか、正論と思ってる事が実はそうじゃない事に気が付いてないように思います。理想と現実のギャップは常にあるのだよと思うのです。それが個性と言う名の計り知れない影響力を持つものなんじゃ?
子供の考えを尊重する。ここって大事なんですが、子供と言う立場からして、その行動が制約されてるって事も子供が知るべきところではないかと思っています。特に大人と子供の中間の時期の人間はですね。
つまり、親のサポートを受けて暮らしているうちは、それなりに親の言う事を聞かなければならないと言う事を、最近の親は十分に子供に教えてないように思います。
例えばうちの例。学費、食費、住居費全て私たちがサポートしています。出来るだけ勉強しやすい環境をサポートしてると置き換えることもできるでしょう。
その環境の中で、親がこうしろ、ああしろと言う事を、文句言いながら無視するものなんでしょうかね?我を通して自分のやりたいようにやって良いと思うものなんでしょうかね?
私はこんな時、いつも言いますが、「だったら家を出て、好きに暮らせばいいじゃない?誰も引き止めないから。自立してないうちは、この家の主は私と主人。人のお世話になっている以上、その人たちが言う事を無視できないはず。それが礼儀ってもん。」
で、まさに私は親に同じことを言われて、親の言う事を苦も無く聞いてきた者の一人なんですが、息子はどう言う訳か、親が言う事をテキトーにあしらい、たまに雷を食らう訳です。
最近の若者って、自己主張する割に親に対するリスペクトが低いですよね。でもそれって、親である私たちがいけない部分もあるんじゃないかな?って思うのです。
子供のためのサポートが中心になって、自分達親の権利が無視されるというかなんというか。親がもっと我ままになれって言うのと違うのですが、あちらの自己主張を全面受け入れる事ないんじゃないかな?って思うのです。特に子供が大学卒業して、就職して、自立が完璧にできるまでは。
でも世の中の話を聞くと、子供が言う事を聞かないのは、親子関係が悪いと考える人が多いのだなぁ。って最近思ったことがあったのでね。なんでも話せる、文字通りなんでも話せる、うちのような家庭でも、子供の自己主張は聞いてやれない時もあると教えてます。
理由は先にも言ったように、子供がまだ自立した大人でないからです。アメリカの親(この国に住んでる親)の愚痴を聞いてると、あんたたちが個人の自由とか大人扱いにしておいて、大人の責任を負わせない、中途半端な子育てしてるから、そうなるのよ!と思いますけどね。だから子供が図々しいくらい、わがまま!まあ、その親もその時期は親に迷惑をかけて生きて来たんでしょうけどね。(お互い様?)でも、私と比べないでほしいと思います。だって、親の言う事聞いて来たもの、私って思います。私は、とても聞き分けの良い子供でしたし、納得がいかなければ反論しました。そして、自己責任の上、コマを進めてきたんです。
だいたい自立してる子ほど、親の言う事を素直に聞きますよね。うちの娘がそうですよ。私も大人と話すように話しますし、彼女の意見を良く聞いて判断します。私が判断して彼女が納得すれば、愚痴を言わず、彼女なりに考えていい方向へ持って行く努力をします。
まさに、娘と私の関係は、私の両親と私の関係と同じで、私の個性ゆえに両親は私を自由の育ててくれました。文句言われたことは少なかったですね。なんでも自分の責任においてやらせてくれました。アドバイスも悔しいながら聞き入れましたしね。私の好きに出来なかった理由は経済的な理由だけじゃなかったかな?私もアホではなかったので、親に迷惑かける行為はあえて避けてきましたから。
両親が私を信用してくれて自由にやらさせてくれたことに私は感謝しています。そして、私は親の言う事に耳を傾け、納得するまで色々考えてから行動しました。危なっかしいがそれを黙って見ていてくれた両親の子育ての仕方・・・はじめは単なる放任主義だと思ってましたが、そのお陰で「自由と責任の関係」を学びました。ダメなときはダメと言われましたからね。
ここで、初めて大人扱いできるんでしょうね。だいたい親に文句を言われるうちは、親が子供の事をまだまだだと思ってるからなんですよね。要するに世間で通用しない考えだと思ってるからなんです。特に私のような個人を尊重することが第一だと思ってる親はね。
似非な個人尊重なんて、ワークしませんから。(アメリカ的)
これだけ多くの人が暮らす環境で、自由が欲しければ、何らかの制約も飲み込まなくっては自由になれないんです。法律・ルールを守って、はじめて自由なんですよね。
この国の理想主義の「自由の尊重」は、子育てをもダメにしますよね。笑
こんな時、ドイツのオートバンを思い出すのですが、ドイツのオートバンは一般的に片側3車線ありまして、一番左の一番高速で走れる車線は、自己の責任においてアンリミットスピードです。この「自己の責任において」っていうのがドイツらしくって、アメリカはドイツのこの精神の、爪の垢でも煎じて飲んだら?と思うのであります。
はい、アンリミットには必ず自己の責任が付きまとうのです。アメリカの銃規制が、この辺の違いを理解出来ない理想主義的考えにあるんですよね。自由自由って責任はどこさ?と思うのであります。
題材は銃規制でないので、元に戻しますが、子供のしつけも同じ。ティーンだから言う事聞かない・・・、じゃなくって、彼らの言う事聞いてやってもいいけど、ティーンも最低限のルールを守る必要があるのですよね。それすらできないのに、なんで自由?と思うけどね。
それを親子関係と結びつけてしまう、教育本マニアにはあっぱれですよね。笑 あんなもん、子供の個性によって、全然扱い方違うじゃない?兄弟三人東大にどうやって入れたか?知るもんか!と思うけどね。人によって様々よ!・・・と思う。
なんか、親の方がシンプルな生き方を理解してないよね~と思うのですけどね。あれこれ理由をくっつけるのが好きな親から、自己主張の塊みたいな子供が生まれるんでしょうね。笑 そしてコントロールすらつかなくなる。。。
その癖、そんな親はヘリコプターですぐレスキューしてくれるからと、子は子で、打たれ弱いわ、親を当てにしてるわ。。。親のヘルプは想定内で動くんですよね。笑える。悪循環この上ないじゃん?
こんな親子はなるべく、実生活で関わりあいたくないですね。とばっちり受けそうやわ。笑
で、息子もアメリカナイズされてるんでしょうかね?人の気持ちを理解しろ?ってあんた、人の言う事も聞いてな、え?と言い返しました。それが嫌なら早く自立しなさいとね。しかしだ、「あしたのジョー」とか読んでるのにね、分かってるはずじゃん!一人でやって良くってどれだけキツイか。頭でわかっているのにね、言われるとそう来るんかい?図々しい!と思うんです。
こんな子供が今、うようよいる中、2人の全く違うタイプの子供を育ていて思うのですが、子供の性格は生まれつき!変えようにも、なかなか変えられない。(三つ子の魂百まで論)
子供が大人になるのに必要なのは、ご本人(子供)の「self discipline」あるのみ。スーツケース、一つでお引越しって言うなら、そのスーツケースの名前は「self discipline」ってブランドのスーツケースよね!と思うのであります。笑
そのブランドのスーツケースで旅すれば、立派な大人になれるでしょう!笑
良く聞け、子供達よ!私は甘ったれは嫌い!私はヘリコプターで上から監視はしたくないのよ!めんどくさい!
頭良いんだから自分の頭で考えて、勝手にやりなさいね。「自分の人生」を生きなさい!と思うのであります。
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