くどいのでこの辺でやめようかと思うけど、暮らし方、人生いろいろと言う面白い例がありますんで、続けます。
Wood Daleに着いてすぐ、何やったと思います?うちの主人。自分の育った家を見に行くんですよ!笑 これが誰々の家で~とかやり始めるんですよね、知らないっちゅうの!わたしゃ。
そうして車を走らせると、フリッツの家の前に来ました。フリッツは主人の高校の時の友達で、ハイスクールスィートハートのディーディーと結婚して、今でもいっしょに居ますんで、25年どころじゃなく、あとちょっとすれば、40年近く一緒にいるんですよね。
当時は誰もが羨む、典型的なアメリカン・ティーン・カップルだったそうで、皆の憧れの的だった人達だったそうです。それは過去のお話し。
彼も実家を貰ってそこにズーっと住んでますんで、そこから出ない、出られない人なんです。ガレージが開いていたので、主人が車を止めて見に行くと、いましたいました、フリッツが。エディーバンヘイレンが痩せちゃったような感じのフリッツ。笑 聞いてはいましたが、ちょっと体の調子が悪そうでした。
ここの家にはお嬢さんが2人いるんですが、下のお嬢さんの話が面白いですよ。彼女はオーストリアに留学し、一度帰って来たのですが、またヨーロッパに戻って英語の先生をしてるそうです。今はミュニックにいるそうです。
やっぱり、ヨーロッパの方が暮らしやすいと帰って行ったんですよね。分かるわ~。
彼女がブライアンに言った言葉が面白いです。「私の両親を見てよ!一つの場所にどっぷりで閉じ込められてる感じじゃない?冗談じゃないわ!」だって。笑 で、外に飛び出しちゃった組なんです。なんと!アメリカ人でもそういう人っているんですよね~。国政結婚する人の特徴は、万国共通でこの辺かな?って思ったりもします。
国際結婚するには、外に飛び出す度胸と自由さが決めてですね。これがサクセスするかどうかは本人次第かと思いますが・・・。笑
上のお嬢さんも今年結婚されると言う事で、様々な問題で、昔より華やかではないですが、それなりに幸せキープで頑張っておられました。
しかし、反面教師の親ってある意味、子供にすごくいい影響を与えるものですよね。ああは絶対なりたくない!と頑張るだけでも、一歩外に行けるんですから、それはそれで良い事なんだと、自然の摂理の恩恵を感じますね。笑
まあ今回、10日間のうち半分は車の運転でしたが、通る箇所、通る街、そしてそこに住む人達を見て、いろいろな「初めて」を経験しましたよ。アーカンソーのどこのスーパーだか忘れましたが、従業員が白人が多くって、お客さんが黒人ばかりって、今まで一度も遭遇したことないんですけど!と言うのがありました。
アメリカはメルティングポットと理解しいて、さらに人種云々に無頓着な私でも、その割合が違うと、違和感をすぐ感じるんです。これ面白いですよね。たぶん、アメリカで生活している人は皆私と同じなんじゃないかな?
本当にいやらしい言い方でけど、黒人が沢山=経済的に貧しいエリア+デンジャラスって、頭にインプットされてしまっているんだと思うのです。アメリカって、悪いけどそれが本当なんですよね。要するに自分の身を守るため、アンテナが敏感にそのように作用してしまうっていうか、なんと言うか。
私なんか外国人ですから、白人が多くっても、黒人が多くっても心地よくないんですよ!これマジ。白人が多すぎると、人種差別のフラッグが立ち、黒人が多いと身の危険のフラッグが立ます。それを平然装って、無視してるように見せますが、実際、構えますよ~私は。自分自身は自分で守らなあかん国ですからね。
なんだか、窮屈な国ですが、国全体がこうも大きくって、政治も腐りきってれば、こうもなるわんな~と思ってます。この国ほど社会主義の恩恵を受けるべきなんじゃないかな?って思いますけどね。
大きな国でまとまらないとおっしゃるなら、いっそ4つくらいに国を分けたらどうかね?と、今回、テキサスから、ウィスコンシンの旅でそう思いました。そして、これだけいるマイノリティー+低所得者たちの為のアファマティブアクション、まだまだ、失くせそうにないよ!と思ったのであります。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。