一昨日の興奮も冷めないうちに、昨日は娘の大学、UT Austinの試合がオースティン、つまりホームでありました。ファイティング・アイリッシュというニックネームを持つノートルダム大学との対戦でした。こちらも有名私立校で、Hidden Iviesの一つだそうです。賢いね~どっちも。笑
私は良く娘の大学、University of Texas at AustinをUTとだけ書きますが、アメリカ国内のテキサス外の人にUTとだけ言うとUniversity of Tennesseeと間違えられるので、そんな時は、UT Austinとだけ言います。正式名全部言うとめんどくさい!笑
ちなみに、テキサス内でUTと言えば、UTシステムの中のフラッグシップ校のオースティン(=イコール優秀?)って事になります。UT AustinはA&Mの後に出来た学校ですが、アカデミックでは常にテキサスでNo.1の大学で、いわゆるパブリック・アイビー校の一つです。
良く、娘がUT Austinで、息子がA&Mのエンジニアリングって言うと、「え!なんで息子の方はUTにしなかったの?」とかいわれます。笑 それくらいこの2つの学校って真逆の特色を持つ2大学と地元の人に思われてます。
その理由の一つに、フットボールが関係します。ライバル校であるUT AustinとA&M。一家族に、この2つの大学の在校生や卒業生がいる場合、House Divitedと言われ、「真っ二つに分かれる」と言う意味で言われます。
つまり、フットボールの試合を見て応援する時、A&MとUTで分かれちゃうじゃん?っていう意味です。アメリカにおけるカレッジフットボールって、それくらいアメリカの文化なのです。ですので、この2校のライバル意識も相当なものです。
が、どちらかと言うと学力で上のUTが、「フン!A&M?比べてほしくないなぁ。」と言う、上から目線なのに反して、A&Mが闘志を燃やすって感じかな?UTの方がどことなく いやらしい 感じ?と私は思ってます。笑
息子はどちらの大学も申し込みを出したのですが、インターからの編入で、コースのとり方をトップ7%を意識した取り方をしなかったため、後半かなり追い上げましたが、トップ15%に入るのがやっとで、UTはウエイティングリストに入り、UTとA&Mのエンジニアリングではどちらもさほど変わりないと言う事と、テストスコアーによってHonorsに入れてくれると言う事なので、A&Mに決めました。
大学受験で1つのポイントかな?と思うのが学部別のランキングの考慮。テキサスの場合、同じUTシステムからトランスファーでオースティンって結構あって、息子はそうすることもできたのですが、学部別ランキングがほんの1位差でしかも、ほとんど毎年そんな感じのランキングだったので、それなら、A&Mのエンジニアリングでいいじゃん?って事になりました。
大学全体のランキングだとA&MとUTはかなり差が開くんですが、エンジニアリングにおいてはその差はほとんどないランキングになってます。UTに行った友達が多い息子ですが、その友達の話だと、教授陣はこちらの方が教え方が丁寧な気がすると言ってました。
これは、UTが生徒を「子ども扱いしない/してはいけない」というのと関係あるかもしれませんね。しかしだ、娘情報によると、プレジデントが変わったからか、少し授業の仕方も変わってきて、娘が大嫌いなグループワークが増えたと言ってます。娘の感じた事ですから定かではないですが、コミュニケーションスキルも大事という今風な考え方なんじゃないかと私は思います。
息子も言ってましたが、グループワークは協調性のないナマケモノ、あるいは、協調性のないボッシー(ドミナント)な奴が邪魔をするので、一番難しいと言ってますし、成績に響くような酷い点はグループワークの時に起こる可能性が高くなります。
「これも、社会にフィットするようにって事よ!」と2人を慰めます。笑
前置きが長くなりましたが、今回のUTのPlayoffで話題の中心にいたのは、なんと、フットボール選手じゃなく、マスコットなんです!そう、この前お話しした、BevoXVのデビューだったんです。なんか、社交界デビュー!みたいな感じしませんか?
それプラスで、今年でBevo 100years!と言うお祝い事が重なって、今回のBevoXVは注目の的だった訳です。まだ19カ月の雄のロングホーン。お顔がまだ幼いお顔で、マジ、歌舞伎役者襲名式?って感じですよね。笑
それによって、今回のUTお土産ショップの経済効果も超期待できる!ってニュースで見ましたよ。
http://www.kvue.com/news/local/ut-game-day-weekend-means-big-business/313251365
で、肝心な試合の方は?って事なんですが、不思議ですね~この試合もA&MvsUCLAと同じく、引き分け延長戦でUTが50、NDが47で勝ちました。気合で勝った?(暑さが味方だったり?w)
UTのトラディションも面白いですよ!かの有名な、UTのランドマークでもある時計台(タワー)。大学対抗試合でUTが勝利を収めると、あの時計台がオレンジ色のライトでライトアップされます。フットボールに興味のない人も、外へ出て、時計台を見れば、「ああ、勝ったんだね~!よかったね!」ってなる計算です。
テキサスの州立大学で、この2校に子供を通わせてますが、インターナショナルな暮らしをしてきた子供達には、この「熱いアメリカンな気持ち」と言うのは存在しないらしく、「フットボール?あまり興味ないな~!」って言ってますよ。笑
「住めば都」なんでしょうけど、アメリカが「故郷」になる事は無いのだろうね~!と色んな土地で育っちゃった外交官の子供ってこんなものなのかしらね?と思ったりします。
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