皆さん、こんにちは♡
前回は、私が陥っていた負のスパイラルの根本的な原因は「コミュニケーションの問題」で、豊かな人間関係を築く事が出来なかったから、というところまで話しました(前回の私ストーリーはこちらから
)
そして忘れてはいけないのは、「人間関係」とは「友人関係」の事だけを指すのではありません。そうではなく、生活するなかで接する周りにいる人々との関わり方・関係性、も含んでいます
海外に住んでいると「マジョリティ=外国人」「マイノリティ=日本人」となるので、海外で豊かな人間関係を築くためには、外国人とのコミュニケーションも必要不可欠になってきます。そして、コミュニケーションは人間関係を築く上で、欠かせないものです
では前回の続き、なぜ私は豊かな人間関係を築く事が出来なかったのか?
当時の私は、コミュニケーションが上手く取れないのは語学力のせいだ!と思い込んでいたので、語学を頑張って勉強すれば問題は解決されると思っていました。
実は、ベルギーは言語環境がとっても複雑なんです(公用語はフランス語、オランダ語、ドイツ語、そして英語も必要)。特に、首都のブリュッセルはEUの主要機関が多く置かれているので、色々な国籍の人が集まっている国際的な都市。2ヶ国語以上話せるのは当たり前の環境で生活する中で、語学勉強を頑張っていたにも関わらず、どんどん私の語学コンプレックスは膨らんでいくばかりでした。
思い込みってとっても怖いんです「私は語学が出来ない!」と思い込んでいると、実生活でもその思い込みを肯定するために自分の語学力を否定するネガティブな要素ばかり集めて、「ほら、やっぱり私の語学力って全然ダメなんだ」と事実をねじまげて解釈してしまうのです。
劣等感を感じる機会が多く、自己肯定感が低くなるばかり。どんどん自分に足りていない事を見つけては、それを補おうと頑張る毎日。日々の生活を楽しむ心の余裕も無く、1日1日をなんとかやり過ごし、この負のスパイラルから抜け出せる日を待つばかりでした。
けれどどんなに頑張っても 、負のスパイラルから抜け出す事が出来ませんでした。それどころか、育児・家事と仕事の両立に加えてのフランス語学習だったので、だんだんと負担が増えてツラくなる一方でした
心身ともにボロボロになるまで頑張ってきたのに、どうして上手くいかないんだろう・・・
家族と幸せに暮らす事が本来の目的だったのに、家族とゆっくり過ごす時間も無いし、娘とじっくり向き合う事も出来ない。一体何のために今まで頑張ってきたんだろうか・・・と虚しく感じるようになりました。
その結果、
頑張り方を間違っていたのでは無いか?
もしかしてコミュニケーション問題の原因は語学力の問題では無いのでないか?
そう感じ始めるようになりました。
そしてある事に気付いたのです!
次回は、私にとって目からウロコだった、ある気づきについてお話ししたいと思います
最後まで読んで頂き、有難うございました!