皆さん、こんにちは
この前、日本の「根回し」文化について話が盛り上がったので、皆さんにもシェアしたいと思います

皆さん、「根回し」ってご存知ですよね

"根回しとは、事を行う前に関係者に意図・事情などを説明し、ある程度までの了解を得ておくこと"
つまり
"関係者の持つ情報量や前提を同じレベルまで上げておくこと"
らしいのです

この根回し文化、すっごく日本特有なんです

でね、つい最近「うん、根回し文化はやっぱり日本特有!」と再認識した出来事が職場でありました

日本の取引先との交渉前に、会社内の関係者数名でメールのやりとりをしていたんですよね

私もそのメールのやりとりに加わっていたのですが、交渉内容全体を知ってたわけじゃないんですよね

なぜなら、ベルギーでは「自分の仕事かそうじゃないか」っていう意識が強くて、自分以外の仕事はノータッチ

って感じなんです。
それは別に余計な仕事をしたくないって訳ではなくて、相手の仕事まで口を出すと、相手を信用していない事になるし相手の仕事を取る事になるって考えからなんです。
だから、自分の仕事かどうかの線引きがすごくはっきりしているんです

なので私も、私の業務内容が関わって来た時点からそのメールのやりとりに加わり、私の業務に関する事しか上司から説明が無かったので、全体像が分からない状態だったんです(他の同僚もそんな感じです)。
すると日本オフィスのスタッフから、こんなメールが来ました。
「一度関係者全員で電話ミーティングしませんか?全ての情報をきちんと共有しといた方がいいと思うので!」
ザ・根回し!
でもベルギーオフィスの反応は、
「えっなんで関係者全員が同じ量の情報を持っておく必要があるの?自分の業務内容の事だけ分かってたらいいじゃん!」
もうね、根回しってコンセプトが無いんです

私は日本オフィスとベルギーオフィスの連絡係になる事が多いので、こういう考えの違いに度々遭遇します。
それが面白いと同時に、大変です

異なる文化を持つ人と働くときは、こういう考えの違いってしょっちゅうあるんですよね

だから、そこにどれだけ上手く対応出来るかが重要なんです

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最後まで読んで頂き、有難うございました!
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