そもそも、グラブとは何?
みなさんは、グラブ(Grab)というタクシー配車サービス会社をご存知でしょうか。日本では、法律等の関係で本格的なサービスの展開には至っていませんが、名前ぐらいは新聞等で見られたことがあるかもしれませんね。
グラブはマレーシア人アンソニー・タン氏が起こして配車アプリ運営会社で、今ではシンガポールを本拠地として、シンガポール、タイ、マレーシアを始めとする東南アジア8カ国168都市で配車サービスや宅配サービス等を展開しており、ソフトバンクも投資している大企業です。
以前は東南アジアにおいてUberと争っていましたが、2018年のUberの東南アジアからの撤退に伴い、その事業を引き継ぎ現在に至っています。
現在バンコクでドアtoドアの交通機関を選ぶオプションはそんなに多くありません。Uberがて撤退し、インドネシアのGO-JEKが未参入の現状では、基本的にグラブか既存のタクシーの2択になります。それではそれぞれの長所・短所を箇条書きにして、説明していきます。
・口頭でドライバーにの目的地の位置説明が不要。
・車の到着時間が分かる。
・ボッタクリに合わない。
・乗車拒否が無い。
・クレジットカードで支払いができる。
・車の種類やグレードを選択できる。
・運転手が礼儀正しい。(身元がわかるので、運転手の対応に問題があれば報告・クレームできる。)
・タイで使えるSIMカードの入った携帯が必要
タイに住まれている方には、理解させると思うのですが、タクシーの乗車拒否は日常茶飯事です。また、メーターの使用拒否も渋滞時など、結構あります。
タイでは昼間と夜間で別のドライバーが1台の車を共有しているのか、夜間のドライバーの接客態度はかなり悪いように思います。中には親切なドライバーの方もおられますが、不良ドライバーと言って差し支えないレベルのドライバーに何度か遭遇していますが、毎回夜間の使用時ですね。
また、ドライバーへの目的地の説明も大変です。(言葉の問題もありますが、結構場所を書いた紙を見せても、よく見ずに分かった・知っていると言って走り出し、途中で道に迷うことも結構あります。)これらのことを考えると、多少高くても(ぼくは近距離しかグラブもタクシーも使用しませんが、感覚的にグラブはタクシーの3割から5割増の感じです。また、お隣のマレーシアではグラブの方が安いようです。)
以上の理由により、多少高くとも、グラブをお勧めします。ぼくも初めは、見知らぬ他人の自家用車に乗ることに抵抗を感じていましたが、実際使ってみると、タクシーより、車は新しく清潔で、ドライバーも親切です。一度試してみてください。
それでは以下では、実際のアプリの登録方法等やにアプリの使い方を説明していきます。
アプリの登録方法解説

まず、上のリンクから、グラブのアプリのダウンロードサイトに行こう。


使っている携帯の機種によって、「App Store」か「Google Play」を選択してクリックしよう。


「GET」をクリックしてアプリをダウンロードしよう。


ダウンロードしたアプリを起動すると、上のスクショ画面が現れるので、カントリーコード(上の画面ではタイのコード:”66”)を選択し、携帯の番号を入力するか、「Facebook」や「Google」のみなさんのアカウントから登録しよう。


メッセージ(SMS)等で携帯に”Activation Code"(起動コード)が送られてくるので、そのコードを入力しよう。


次に氏名とメードアドレスを聞いてくるので、落ち着いて入力しよう。


みなさんの携帯の位置情報へのアクセスと通知の許可を求めてくるので、YESとクリックしよう。


再度、通知の許可を求めてくるので、「許可」をクリックしよう。


非常時の連絡先を聞いてくるので、必要に応じて登録しよう。(確か、登録すると、グラブを使っている間の位置情報が連絡先で調べられるようになるので、気をつけてね。)

パパは知られたら困るようなところに行ってるの?

えーー、そんなわけないよ。


上のスクショの画面が出たら登録は完了だよ。

50%の割引は配車ではなくではなく、料理のデリバリーだから気をつけてね。

次にアプリへのクレジットカードの登録方法を解説するよ。カードを使わず現金で料金を払いたい方は、この章を飛ばして、次の「アプリの使い方解説」に行ってね、


アプリのホーム画面から下部中央の「Payment」(支払い)をクリックしよう。


上のスクショの画面になるので、「ADD CREDIT/DEBIT CARD」をクリックしよう。


そして、16桁のクレジットカード番号を①の場所に、カードの有効期限(MMに月、YYに西暦下2桁)を②の場所に、CVV番号(カードの裏にある、3桁の番号)を③の場所に代入しよう。④は主に使うカードの指定だよ。1枚のカードを登録する場合は必ずボタンを右に動かして「ON」に、複数のカードを登録する場合は、その中で主に使うカード(1枚のみ)をボタンを右に動かして「ON」にしておこう。


この後、場合によっては、カード会社の確認があり、最終的に上のスクショの画面になれば、クレジットカードの登録は完了だよ。


アプリのホームページから上のスクショのように「Car」をクリックしよう。


「Ride」①が選択されている(緑色になっている)のを確認して、②に目的地名を英語て入力しよう。


①で車の種類とグレードの選択、②で支払い方法の選択、③で使用に応じてもらえるポイントと引き換えに割引クーポンを入手するかの選択、④で運転手にメッセージを送る、機能が使えるよ。それぞれを決定して、金額を確認したら、⑤「Book」をクリックして車を呼ぼう。


選択できる車の種類とグレード、それぞれの価格は上の通りだよ。


手続きをしているよ。


近くにいるドライバーに情報を送って、オーダーを受けるドライバーを探しているよ。ドライバーにも選択権があるよ。


迎えに来てくれるドライバーが決まったよ。


車が近づいてくる様子が地図上に表示されるよ。


だんだんと近づいてきたね。


車が来たね。今回は「JustGrab」で車を読んだから、上の写真のような託しとの兼任車か自家用車のいずれかがくるんだ。それぞれの指定もできるよ。
後は、タイ語か英語で挨拶して乗り込めば、目的地まで運んでくれるよ。支払いもカードだから、便利だね。
いかがでしたでしょうか。長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでくださったみなさんには、グラブの長所と使い方を理解していただけたのではと思います。
個人的には、タイにもインドネシアのGO-JEKに参入してもらって、競争原理を働かせて、さらなるサービスの向上に努めて欲しいところです。それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。さようなら。