バングラデシュは、日本と同じ赤丸をあしらった国旗です。
ただ、日本のように白地ではなく、緑の下地です。そして、もう一つの違いが、赤丸の位置です。日本は中央に赤丸があるのに対し、バングラデシュはやや左寄りにあるんです。
日本人的な感覚だと、位置が中途半端な感じがしますが、これには実は意味があります。
その理由は・・・
そうです。風を計算していたんです!
ちなみにバングラデシュの赤丸は、昇りゆく太陽や、独立戦争時に流れた若者の血の色を表しているそうです。濃い緑色は豊かな自然、農業の発展などを表しているようです。
また、 パキスタンからの独立を指揮した建国の父で、初代バングラディッシュ大統領ムジブル・ラフマンの娘であるシェイク・ハシナ首相は、「父は日本の日の丸を参考にした」と話しています。
ちなみに、パラオも同じ理由で丸が左寄りになっています。こちらは、黄色の丸で満月を表しているそうです。
この3か国は、「日の丸三兄弟」と呼ばれています。残りのパラオにもいつか行ってみたいです。