こんにちは。
今日もお天気だけど、寒~いオークランドです
さて、最近アメリカで話題になったニュースから、
「知らないと読み解けない」スラングについて。
アメリカのとあるスターバックスで、
その地域は公共の場でのマスク着用が義務付けられているものの、
マスクをつけない女性客がやってきました。
店員は「マスクをつけていただけないと、提供できません」と
対応したところ、写真を撮られ、Facebook上に「この店員にマスクを
していないから提供できないと差別を受けた」と女性客に投稿されました。
女性客は同情を得られると思ったら、ところがどっこい
大 炎 上
逆に、その店員の正しい行動を讃え、オンライン上では彼のためのチップが、
なんと1000万以上集まったとか
そして、この女性は本名とは別に(本名もバッチリ報道されてますが)
"Karen"(カレン)"とネット上で呼ばれています。
本名は全く違うのに、なぜに"Karen"
というのも、欧米では(これもある意味差別的ですが)、白人の中年女性で、
人種差別主義的で、白人であることが特権だと勘違いし、
少しでも気に入らないことがあると、お店やレストランですぐに
責任者を呼びつけて文句を言う人のことを、"Karen"と呼ぶのです。
そういう人がKarenと呼ばれるようになったのには諸説ありますが、
ジェネレーションX(1965-80年生まれ)で、金髪のボブカットで、
などかなり詳細に渡って描写されているスラングです。
Wikipediaにも項目が載っているほど、一般的に使われている言い回しです。
ただ、こんな言い回しが普通になっちゃったら、
今すでにいるKarenさんはかわいそうだし、せっかく可愛い名前なのに、
これから赤ちゃんにつけようと思っても躊躇しちゃいますよね
英語の文章で"Karen"を目にしたら、それは本名なのか、
こちらの意味のKarenなのか、注目してみてくださいね
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