おはようございます。
津梁貿易の金城です。
この記事がアップされる日に私は日本に到着します。
日本滞在は2週間ほどしかありませんが、できる限りこことをしてアフリカに戻りたいと思います。
さて、本日は「混水摸魚」の応用編です。
借屍還魂についての説明は前回してありますので、こちらをご覧ください。
混戦計:混水摸魚
また、中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
それでは、当社がアフリカマーケットで実際に行っていることを1つご紹介します。
キーマンを探る
会社を運営していると様々な取引が日々行われていくと思います。
こちら側が望んで実現した取引もあれば、逆に逃げ出したいような取引もあるでしょう。
自社以外の方と行う取引において、私が1番気にすることは誰が1番決定権を持っているのかということです。
そして、こちら側の決定権を持つ人を相手に悟られないようにすることです。
日本では社長がその決定権を持っている場合が多いのですが、アフリカではそういうわけではありません。
もちろん、社長が決定権を持っている場合もあるのですが、それ以上に「社長の右腕」や「担当者」と呼ばれる人が決定権も持っている場合も多くあります。
では、その決定権のある人が混乱してしまった場合を少し想像してみてください。
もし、その人を混乱させる事ができたのならばその取引は成功したも同然です。
混乱させる方法は色々ありますが、良くあるのがニュアンスが微妙に違う言葉を使って受け取り方次第で意味が違ってくるようにしたりするのです。
また、人によって言葉を変えてくる相手にも警戒しなければなりません。
当社はそこまで取引相手にすることはないのですが、相手がこういった方法を使ってくる可能性があると知っているのといないのでは大きく結果が違います。
取引に臨む場合、こちらのキーマンが誰なのか悟られないようにする事、相手が混乱させるために行っている言葉なのか、それとも取引の本質に絡む事なのかを選別する事がとても大切です。
この作戦はこの他にも色々な側面がありますので、一度想像してみてください。
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