上海に最初に来たときは、高層ビルばかりで、緑がすごく少ない街だなあ、という印象だった。確かにエリアによって緑の量はかなり少ないし、減る一方な気はするものの、私の好きな旧フランス租界のあたりはプラタナスの街路樹が茂っているし、都会にも憩いの場となっている公園はわりとたくさんある。
買い物に行くときによく通るのがこの場所、「静安公園」。上海市が市民に行っている満足度調査で、直近の結果で公園部門で1位を獲得していた。それほど広くはないけれど、都会のオアシス的な存在。
日陰だとかなり涼しく感じる今の季節は、特にぶらりと散歩するのに絶好の場所かと。ベンチはかなり埋まっているけれど。
公園の中にレストランやカフェもある。人気のイタリアンCOLABOは残念ながら現在閉鎖中。こちらは「Bali Laguna」という東南アジア系の料理のお店。池の水が汚いのは、まあしょうがないんだろうなあ。。蓮の花の咲く季節にのんびり、というのはよさそう。
共働きが基本の中国では、子どもの面倒は祖父母かアイさんといわれるお手伝いさんが見るのが普通。赤ちゃんを連れているおばあちゃんをたくさん見かける。
思い思いに踊っている人たちがいたり、太極拳やっていたり、将棋に熱中していたり、というのはこちらのどの公園でも目にする景色。
公園ってお国柄が垣間見れる気がして面白い。秋になると、NYのセントラルパークが妙に恋しくなる。
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