おはようございます。
津梁貿易の金城です。
日本に帰ってきて約1週間が経ちました。
1週間後にはアフリカに戻らなければなりません。
いつもながら、日本にいる間にやることが多すぎてパニックになってしまいそうです。。。
本日は、シリーズ化している兵法三十六計です。
昔、ある人が、
「兵法を深く知っていてもそれを実践できるかどうかは資質次第」
と語ったそうです。
兵法を知る人が少ない中、それを実践できる人がさらに少なくなると、
少しでも実践すれば結果を得やすいということを言い表しているように感じました。
中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
では、今日のテーマは「金蝉脱殻」「金の蝉殻を脱ぐ」
原文は以下です。
存其形(形を崩さず)
完其勢(勢いを保てば)
友不疑(友軍は疑わない)
敵不動(敵軍なら動けない)
巽而止蠱(そうして密かに動く)
これは、以下の故事からの知恵です。
宋軍が優勢な金軍の襲撃に持ちこたえられず、陣地を放棄するとき、旗印を残したままにしておき、
さらに縄で吊り下げた羊の前足に太鼓を据えて音が立つように仕掛け、まだ陣地を守っているように見せかけておいて撤退しました。
これを大まかに解説すると、
敵軍が太刀打ちできないほど強大で、抵抗するほど損害が拡大するような状態のため、一時撤退して体制を立て直したいとします。
この際、何の策もなく撤退すると敵軍の追撃を受ける危険性がありますが、金蝉脱殻の計はこのような状態において安全に撤退するための策です。
それでは明日、この「金蝉脱殻」をアフリカマーケットに応用した例をご紹介しますのでお楽しみに!
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