(以下抜粋:記事元)
勉強よりもSNS!?
モバイル通信市場が急速な成長を遂げるアフリカ。ティーンエイジャーたちにとっても、インターネットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は欠かせないツールとなってきている。
このほど南アフリカで行われた調査によると、同国最大の携帯SNS「MXit」を利用している若者の30%は、放課後の時間のほとんどを同サイトへのアクセスに費やしていることが明らかになった。
安全利用の教育が重要
調査は南アフリカの若者2万5876人を対象に、国連児童基金(ユニセフ)がハーバード大学法科大学院バークマンセンター、MXit、ケープタウン大学と共同で実施したもの。
これによると、75%が少なくとも週に1度は知らない相手と交流をすると回答。42%は毎日知らない相手と交流すると答えたという。
自宅で最も利用する機能については30%がチャット機能と答え、よく会話する相手は家族と友人が68%を占めた。
ユニセフ・南アフリカ事務所のアイダ・ギルマ所長は、デジタル世界に潜む危険性と対処法についての教育が必要と指摘。
「新しい技術に対する子どもの順応性は非常に高い。しかし彼らに技術的な知識があっても、テクノロジーを使いこなす知恵を備えているとは限らない。ユニセフは新しい技術の恩恵だけでなく、安全な活用についても啓発する活動を続けている」
とコメントしている。
MXitは無料の会員制交流サイトで、利用者の大半は18-25歳の若者が占めている.
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