おはようございます。
津梁貿易の金城です。
タンザニアは暑い日々が続いていますが、日本はいかがでしょうか。
そろそろ日本は冬に入ってくるころかもしれませんね。
さて、本日は「関門捉賊」の応用編です。
関門捉賊についての説明は前回してありますので、こちらをご覧ください。
混戦計:関門捉賊
また、中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
それでは、当社がアフリカマーケットで実際に行っていることを1つご紹介します。
現地スタッフとの関係
アフリカでビジネスをしていると、当然アフリカ人を雇うことになります。
当社では90%以上はアフリカ人スタッフです。
会社を興し、現地スタッフを雇い入れると、現地のその分野について日本人スタッフよりも現地スタッフの方が詳しい事がほとんどです。
そういった状況だと、現地スタッフにもプライドがあるため、こちらの言い分に素直に従ってくれない事があります。
そういったスタッフには、そのスタッフが裏切らないための約束事をいくつか決めるだけであとは自由に活動してもらうのです。
そうやった上で、そのスタッフがミスをした時に改めてこちらの言い分を伝えるのです。
ミスをしたスタッフはそれだけで凹んでいますので、こちらの言い分に対して口答えすることはまずありません。
その凹んで、こちらの言い分を聞く状況になった時に、すべての言い訳や慈悲を捨ててでも、こちらの言い分を教え込むのです。
そういったスタッフ教育は、スタッフがこちらの話を聞く体制になってもらわないと、いくら言い聞かせても無駄なので、その体制になるように状況を作り出すのです。
その体制になった時に、初めてそのスタッフの自己の正当化という言い訳の門は閉じられるからです。
あくまでも相手のミスに乗じる作戦ですので、関門捉賊を使う場合は、関門捉賊を使う条件がそろっているかきちんと吟味する必要があります。
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