おはようございます。
本日はある従業員について書きたいと思います。
その従業員はうちのタクシーのドライバーさんです。
彼と契約をするとき、
「車などはこちら側で用意するから、毎週●●円をうちに納めなさい。」
といった契約をしました。
もちろん、彼だけではなく、うちで働いてくれているタクシードライバー全員と同じような契約を結んでいます。
アフリカで人を雇う場合、日本と少し違うのは、こちら側の条件を伝えた後、雇われる方の条件を聞く点にあります。
ほとんどの人は金額面での条件交渉を行ってくるのですが、今日の主役の彼は違いました。
うちが金銭面の条件を話している時、
「そんな金額は好きなだけ取っていってくれ。その部分はあなたたちに任せる」
と言ってきたのです。
そして、
「僕の希望は音楽だ!」
と言いだし、車の音響設備を自由に改造することを許可してくれるよう頼んできたのです。
最初、スタッフ一同冗談だと思っていたのですが、彼は本気でした。
現在、彼の運転するタクシーはびっくりするくらいの音響設備を備えています。
そして、何より驚くのは、彼を指名してくるお客さんが相当数いる事です。
他のタクシードライバーと同じ位置からのスタートだったにもかかわらず、音響設備一つで他のタクシーよりも売れっ子になってしまいました。
人が小馬鹿にするようなアイデアにこそ本質が隠れているのかもしれませんね。
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