(以下抜粋:記事元)
アフリカで2番目の地下鉄が開通
アルジェリアの首都アルジェで1日、待ち望まれていた地下鉄が運行を開始した。アフリカ大陸では、エジプトのカイロに続き2番目の地下鉄。31日に行われた開通式には、ブーテフリカ大統領も出席した。
30年近くかけて完成
地下鉄は10駅で、営業時間は午前5時から午後23時まで。運賃は片道50ディナール(約53円)だが、一般市民にとっては高すぎるとの批判も出ている。 Tou運輸相によれば、政府からの補助を受けたうえでの運賃設定となっており、1か月の定期券を購入すれば1回当たりの乗車は35ディナールになるという。
アルジェリアに地下鉄を整備する構想は1950年代に始まっていたという。工事が着工したのは1980年代になってからだが、その後の石油危機や長引く内戦などを背景に、進行が滞っていた。
運行を開始した路線のほかにも、少なくとも2路線の開通が予定されており、すでに工事は始まっているという
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