中国政府が総工費2億ドル(約153億円)を出資したアフリカ連合(AU)の新本部施設が29日までに、エチオピアの首都アディスアベバに完成した。高さ約100メートルのビルと会議場からなる新本部は、資源外交を通じて近年アフリカとの関係を深める中国からアフリカへの「贈り物」と呼ばれている。
AUは29日から、同施設では初の首脳会議を開催。エチオピアからの報道では、中国最高指導部の一人、賈慶林全国政治協商会議主席が同会議に出席し「中国は常にアフリカの良き友、良きパートナー、良き兄弟だ」と演説した。
(参照記事)
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