おはようございます。
アフリカは未開の地であるとの認識があると思いますが、経済活動が行われる場所にはもちろん銀行が存在しています。
今回は、アフリカ経済を銀行の側面から解説してみたいと思います。
まず、前段階の情報として、アフリカ各国を世界と比較してみました。
アフリカ全土で見た場合、一人当たりGDPは約1700ドルで、この数字はインドの1200ドルを上回っています。
一般的に、一人当たりGDPが3000ドルを超えると生活消費以外の部分に資金を振り分けると言われています。
贅沢品や趣味などにお金をかけてくるということですね。
家電や自動車の普及もこのラインから始まります。
アフリカでは、54ヵ国中14カ国が3000ドルを超えており、これらの国は中国の4000ドルと比較してもそこまで変わりません。
(出所)World Bank [2007] Africa Development Indicators 2006.)
一人当たりGDPではなく、GDPで比較すると、アフリカのトップは南アフリカで、33000億ドルです。
この数字は現在のタイとほぼ同じ規模です。
この数字に、2位エジプト(2160億ドル)、3位ナイジェリア(2140億ドル)、4位アルジェリア(1570億ドル)が続きます。
これらの国は、アジアで言うとシンガポールやマレーシアなどの国とほぼ同規模です。
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