こんにちは、コウダイです。
5月から6月になり、新たな新制度が始まったところなども多いようで、あのジャスコで知られているイオンや、マックスバリューなど大型スーパーなどでもサマータイムを始めているみたいですね。
他にも、東京電力が始めた新制度で、夜になると電気が安くなるという、「ピークシフトプラン」というプランが6月1日から始まったのは耳にしましたでしょうか?
これは、午後の昼間の時間の電気代が高くなる代わりに、夜間の電気代を安くなるという、なんとも摩訶不思議なプランで、結局申し込みが全国で120件程度しか現時点で集まっていないそうです。
東電いわく、“生活リズムを変えて”なるべく昼間は電気を使わず、夜に電気を使ってください”という話ですが、そこまでして【電気を消費する】事を考えていのでは結局、電気不足やエコの観点からずれてしまっているのではないかと思いますし、皆忙しい中そこまで出来る人も滅多にいないと思います。
実際に私が海外でサマータイムを体験した当時の事を思い出すと、だったら明るい時間に起きて、早く仕事を終らせて家に帰ることができる、サマータイムを日本でも導入したほうが、良いのでは?と思ってしまう事があります。
昨年はじめて、震災後の電力不足の為、考えもしなかった【節電】という事を改めて考え直し、サマータイムの導入をさせて頂きました。(その際は、皆様のご協力ありがとうございました。)
そして今年もア フォーリーフ海外留学NPOは6月3日(月)よりサマータイムを導入する事となりました。(終了は10月頃、改めてHPにてご案内します。)
国単位で、サマータイムを導入していれば、全ての時計が1時間ずれるので、仕事に支障はないのですが、企業ごとにサマータイムを導入する場合は、業務開始時間を1時間早め、終了時間を1時間早く終らせるという事になります。
つまり、ア フォーリーフの場合は通常の営業時間が、午前10時~午後8時(平日)となっております。
しかし、サマータイム期間中は午前9時~午後7時に変更になる。という訳ですね。
詳しくは、ホームページの営業時間もご確認下さいませ。
青色で記載されている時間が、営業時間となります。
もちろんメールでのお問い合わせ、カウンセリングに関しましては24時間受付ておりますので、いつでもご遠慮なくお願いします!
海外で長期生活、長期留学を考えている方にとって、かなりの確立で体感する事になるのが、このサマータイムです。最初は慣れないかもしれませんが、ある程度予備知識をもって海外で体験すれば、サマータイムのメリットやデメリットなども感じる事が出来ると思います。
今年もこの時期が来ましたので、改めて『サマータイムの特集』として【サマータイムはなんぞや?】というところから振り返ってみましょう。
少し長文となってしまいますので、お時間がある時に少しずつ読み進んでいくと良いかもしれません。徹底的にサマータイムを分析した記事を抜粋しておりますので、ご興味がある方、これから海外留学を目指す方は是非ご参考にして下さい。
<目次>
-サマータイムとは?
-日光の当たる時間とは?
-サマータイムのメリットとは?
-サマータイムのデメリットとは?
-電力供給量が間に合わないと言う人もいる、今の日本において
-サマータイムわかったかな?
【サマータイムとは?】
最初におさらいしたいのがサマータイム(Summer time)という言葉。これは、イギリス英語で一部地域で使われている言葉であり、北米やオーストラリアを含む、多くの欧米諸国では、Daylight Saving Time(DST)、デイライト・セービング・タイムと呼ばれる事が一般的である。
言葉の意味そのままで、Dailight(デイライト)つまり、日光の当たる時間をSave(セーブ)しよう。多く確保しようという国や州・自治区域単位で行われる試みだ。
【日光の当たる時間とは?】
夏になると、太陽がのぼるのが早くなるし、沈むのが遅くなり、太陽を楽しむ時間が増えるから夏が好きな人も多いはず。
日本の緯度の場合だと、日照時間がもっとも長くなる6月や7月、いわゆる夏の時間は、朝5時前から明るくなり、まぶしいなぁ、と思う人も少なくないと思う。
ちなみに、日没は午後8時前くらいになる。
さすがに、5時くらいはみんな寝てるけれども、明るいのに寝ているのはもったいないから、国民全員で朝起きる時間を1時間早くしてしまおう!というアイデアがサマータイムなのである。
と、なると、必然的に日没の時間が1時間後ろにずれるので、明るい時間が長くなる。
夏の午後8時前が日没時間の場合 ⇒ 午後9時前が日没時間となる(サマータイム後)
すなわち、夜仕事が終わっても、まだまだ明るい!という事になるのだ!!!
【サマータイムのメリットとは?】
さて、電力不足とサマータイムがどのような関係にあるのか?
☆夜9時まで明るいとなると、約1時間分電灯や街灯を付ける時間が短くなる。
これを、国家規模で行った場合、どれくらいの電気消費量になるのか?
☆遅くまで、明るくなれば、暗い時間が少なくなるので、夜道が安心になる。治安も良くなるかもしれない。
☆仕事が終わってからも、明るいという意味。残業ばっかりで、仕事に追われる日本人なら、どれくらいウレシイ事か分かるのではないだろうか?例えば、7時、8時に仕事が終わっても、明るければ、明るいうちからビアガーデンでビールをぐいっと一杯飲んで帰る事も出来る。
☆上に同じく、仕事が終わってからのゴルフの打ちっぱなし、フットサルや草野球の練習、色々なスポーツだけであく、BBQまで楽しめてしまう。ゴルフやフットサル場の照明量はなくなるし、節電にもなる。
↓↓↓電力供給量が足りない状況下にて。
★ 照明等の関係で、早くクローズせざるを得ないお店やレジャー施設が営業できる。ゴルフの打ちっぱなしだって、節電の為、ナイター営業が難しいが、サマータイムがあれば、遅くまで節電しながら営業が出来るようになる。
★ 野球がわかりやすい。6時半からナイターの試合を始めたって、1時間昼が長ければ、その分節電だ。
★ 朝早くから行動をする事によって、空調などの電力消費量の節約にもなる。
★ 子供達にとっても、電力を使わずに遊ぶ時間が増えるし、家族のコミュニケーションも増えるといわれている。
結果として、経済を活性化させる働きもあるだろうし、何より、夜の明るい時間が長くなれば、元気も出るし、やる気もでる。夜は危ないからジョギングを控えている女性も、元気にアウトドアが楽しめるようになるのだ。
【サマータイムのデメリットとは?】
いい事尽くしの、サマータイムのようだけど、中々導入されないには理由もあるし、デメリットもあるはずだ。けれども、一体何がネックでサマータイムが出来ないのだろうか?
☆ 時計やコンピューターなどのシステムの時間を直さなければいけない。その際に、システムに混乱が生じたりする事があるかもしれない。
☆ 昼の時間が長くなる事によって、『まだ、明るいんだから働け!』と言われ、残業時間が長くなる可能性がある。厳しくなっているというコンプライアンス問題だが、仕事がある会社では、まだまだ上司より先に帰れないプレッシャーは強い。
☆ 夏の風物詩、花火が見えなくなる。花火の開始時間が1時間遅くなれば、夜、終わる時間も遅くなる可能性がある。となると、夏や夜のイベント時間が短くなってしまい、利益率が悪くなったり、夜遅くまで徘徊する若者が増え、治安が悪くなるかもしれない。
☆ 時差が生まれる事によって、体調不良になる人が増えるかもしれない。(恐らくお年寄りが適応に苦しむのかも)
上記のデメリットでも、見られるように導入をしていないワケだから、どのようなトラブルが発生するかわかっていないのが、正直なところだと思う。
逆に言うと、電力ありきのデメリットである事も間違いないと思う。
では、電力供給量が足りなく、節電を余儀なくされている場合においては、どのような関係性になっているだろうか??
【今の日本社会において】
*システム問題に対して
システムのトラブルは大きいと思うが、サマータイムは世界の先進国で適用され、機能を果たしている。国際支援を義援金としてもらっているけれども、国際社会からのサマータイム導入の支援は受けられると思う。それこそ、システムの企業やマイクロソフト、アップルなどの応援ももらって!
*『まだ、明るいんだから働け!』残業に対して
節電の為、早く会社やお店を閉めるところがが増えている。その為、仕事帰りに買い物も出来ずに経済が回らない。
ただでさえ、残業はカットされている。残業が減って、生活が苦しくなっている人がいるのも事実である。それ以上は、会社のモラルであるし、今の日本に必要なのは『モラル』であると思う。
いくら、政府が推進しても残業は減らないだろうが、この状況下の日本。募金や節電で協力するだけではなく、モラルやTPOの改善でも協力しても良いんじゃないかと思う。
*花火に対して
言うまでもないが、自粛モードで花火大会自体が中止になっている。正直、中止にするくらいだったら、時間を半分にしてもいいから、やってほしいし、日本を明るくする。経済をまわす。という事の重要さと天秤にかけたらどうだろう?
*体調不良に対して
若い人達はサマータイムへの適応も早いかもしれないが、理解できないのはお年寄りの人達だろう。首都圏だけでなく、地方に住む、何千万人とおいうお年寄りに理解を広めるのは“大きな壁”だと思う。
しかし、震災下の状況で、日本が協力しあわなければいけない現状は理解している人が多いと思うし、事情を理解してくれやすい状況であるのも確かだと思う。
お年寄りのわがままで、サマータイムが実現できず、エネルギーの消費が出来ないなんて、ちょっと寂しい感じもする。
資本主義の世界では、目の前にある利益や損益が優先されがちだが、長期的に見たら結果が出る取組みなのかもしれない。
【サマータイムわかったかな?】
改めて、サマータイムとは何なのか?
どんなトラブルがあるのか?決して簡単な事ではないけれども、税金を上げられるよりはいいと思うし、お金で解決できる問題じゃないのが、今回の電力不足でもあるはずだ。
それを、念頭に踏まえて。そして、何かしたいかど、何も出来ないわたし達は、時計の時間を変える事くらいは出来るんじゃないだろうか?と、ひとつの案としても思う。
■ 保守的になってばかりで、新しい事に挑戦しないと、やっぱり何も始まらないかもしれません。留学もサマータイムにしても、懐疑的になるばかりではなく、一度自分で体験しても遅くないと思いますよ♪
ア フォーリーフ海外留学NPO
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