1週間の日本滞在は、娘を祖父母や親戚に会わせたり、人間ドック・眼科・歯科・内科とひたすら病院通いしたり、あれこれ必要なものを買い漁ったり、であっという間。
それでも束の間楽しめた、東京生活。
今までは日本に一時帰国したら、「ああそうそう、日本ってこんな感じ」とすぐに適応できていた気がするのだけれど、今回はいつにも増してブランクを感じてしまった。いつもガタガタの道を荒い運転で進むボロタクシーにあまりに乗り馴れてしまったために、東京のタクシーがまるでリムジンのように快適に思えたり(値段もリムジン並みに感じたけれど)、東京の空のきれいさにため息ものだったり、とにかくどこもかしこも静かでキレイで、いちいち驚いては、遥か昔に訪れた美しい国を再び旅しているような気分。
そうそう、円を元に換算して価値を理解しようとする自分にもびっくり。思った以上に中国に馴染んでいたのかな、私、、、。
日本の朝ごはんを堪能したり。
こんなテラスでスカイツリーや東京タワーを遠くに望みつつ、ぼーっとしてみたり。
世界一の朝食ならぬ夕食を味わってみたり。
何より感激したのは、ノンアルコールビールの進化。中国ではこの市場はまだ存在せず、外資スーパーにも低アルコールの輸入ビールがごくまれに見つかるくらいだったので、本当にひさびさでもはや本物のビールと言われても違いが分からぬくらい、充分いい気分に。
そうそう、当たり前にあちこちに授乳室やオムツ替えスペースがあるのも日本ならでは。日本でのベビ連れマナーがよく分からず、逆に緊張してしまったり。
今まで以上に東京と上海の違いを肌で感じて、いろいろ考えさせられたなあ。いつもそうだけれど、上海へ戻る飛行機に乗るときはとても後ろ髪ひかれる気分になってしまう。上海のよさもいろいろあるのだけれどね。
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