Source: mirthinablog.com via Gay on Pinterest
アメリカでテレビを見ていると(すいません、テレビの話が多くて)
目につくというか、鼻につくのが弁護士のコマーシャル。
彼らは
「もし事故にあわれたら、保険会社ではなく私達のところへお電話ください。
保険会社はあなたの味方ではありません」
とか、
「もし、○○という薬を飲んで副作用がでたのなら
私達がお力になれるかもしれません」
はたまた、
「あなたの愛する家族が老後施設で虐待されている可能性があったら
ご連絡ください」
とか、のたまう。
中には、あなたのお宅に伺います、という弁護士もいる。
こういう弁護士を+という。
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アンビュランス・チェイサーとは、直訳では救急車を追いかける者であるが、
法的なサポートが必要であろうクライアントを
何かの出来事や事件を利用し、見つけようとする弁護士のことである。
この言い回しは、交通事故にあった人の乗った救急車を
病院まで追いかけ、クライアントをゲットする弁護士、
と言うことから由来する。
実際、事故現場や病院でクライアントを得ようとする行為は
法律で禁じられている。
が、彼らはテレビで呼びかけ、交通事故や薬害の犠牲者などへ
ダイレクトメールを送る。
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これは交通違反者も含まれる。
私は、一度も違反チケットを切られたことがない(Knock on wood)が、
娘が免許をとってしばらくしてスピード違反で捕まり、チケットを切られた。
その際、もちろん、私の怒り
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弁護士からのダイレクトメールもまた然り。
交通違反や警察が出向いた事故は公共の記録なので、
弁護士事務所はそれを簡単に入手でき、
それを元にクライアント候補へ広告を図る。
まったく、アメリカは弁護士が多いがこういうのは気に食わない。
また、知り合いで事故に実際合い、弁護士を雇った人によると、
彼らは全くもってグリーディ(強欲)。
必要のない高額な手術をすすめたり、これまたすごい額の
Pain and suffering (苦痛)の賠償を加害者へ請求しようとしたり。
これはクライアントのへの加害者からの支払額により
弁護士料が変わるかららしい。
私が被害者だったら、多分、かかった医療費と車の修理代か
ダメージによっては替わりの車で十分だけどな。
でも、これは私が会社を通して、事故保険に入っているから
言えるのかもしれない。
とにかく、競争が激しいのはわかるけど、
やっぱりテレビで人の不幸を利用とする弁護士のコマーシャルは見たくないな。
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