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NO2463 海外から祖国を憂う

インド人グループ
インド人グループ 31日(土)快晴、午後一時雨。今日で8月も終わり、帰国まで3週間となった。ぼちぼち帰国の人が増え、毎日のように挨拶を受ける。すでに帰国した人からは「暑い!」という悲鳴に似たメールが入る。朝粥の帰途、広場で独立記念日の集会を30分ほど観察。

 キャメロンの群長や主宰者の前で様々なパフォーマンスが繰り広げられ、民族別、職業別の集団がそれぞれの衣装で身を固め、何かの表彰らしく、代表が前に進み出て、ジュースやお菓子の入った賞品を受け取る。時々、どこからともなく「ムルデカ!」の声が響く。

 集会の後は恐らく行進と宴会が行われるのであろう。テント席にはご馳走が用意されている。長く植民地下にあった国の国民としては「独立バンザイ」は実感だろう。それに比べ、わが国の「建国記念の日」は神話に基づく架空の日で、外国人には説明不能の日だ。

看護婦団の表彰
看護婦の表彰 日本発のニュースを見ていると、明るい話題は一つもない。憂鬱になる話ばかり。とりわけ、福島原発事故の汚染水の問題に全く危機感が感じられない。今回の漏出の問題も実は参院選前にわかっていたのに、発表が選挙後になったというではないか。ふざけている。

 その対策基準の策定の会議を今度はオリンピック開催決定の7日以後に先送りしたとか。国民は完全にバカにされている。京大の小出裕章氏は事故直後から建屋のコンクリートのひび割れや汚染水の漏出をずっと指摘し続けてきたのがその通りだったということなのだ。

 深刻なのは半減期が29年と長く、骨に取り込まれ、内部被ばくが長く続くストロンチウム90の問題で、港内に閉じ込められているという東電の説明など全く信用するに値しない。海底の深くに沈殿し、それが魚に取り込まれる危険。国際的な不信も招くだろう。

これが賞品
これが賞品 軍事関連を巡る安倍政権の動きはさしたる批判のないまま急速に増強されている。集団的自衛権容認のための有識者会議なるカムフラージュ、海上自衛隊に海兵隊(攻撃部隊)の機能を備える、無人偵察機の予算化等々、この半年間の間にあっという間に進んだ。

 消費税の議論もそうだ。結論はやることに決めてあるのに、いかにも国民の意見を聞くふりを重ね、ガス抜きのための会議を設定して国民を騙そうとしている。小賢しい政権だ。不思議なのは自民党内の反消費税、反TPP、脱原発派の動きがほとんど表に出ないこと。

 その中で、小泉元首相が毎日新聞のインタビューに答え「原発ゼロ」を主張しているのにはいささかびっくり。「総理が決断すれば出来ることだ」と。これは安倍は無視できまい。100年振りとも言われる猛暑の夏を原発なしでも乗り切る。不要だという証明だ。

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