珍しい蝶
4日(水)今日のテニスはたったの6人で、回転が速く2時間半みっちりできた。帰途、テニス仲間に誘われて初めてインド料理を食べた。私が気が進まないのは見るからに辛そうで、油っこそうだからだが、頼んだナンは「ブレイン・ナン」という3種類のたれ付きで、辛くはなかったが、美味しくはなかった。
日本発の原発関連ニュースを見ていると、ますます日本という国、日本人が理解できなくなってくる。自民党の河野太郎氏は欧米の政治家によく聞かれるそうだ「なぜ日本では重大問題である原発が政治的争点にならないのか」と。氏でさえが、答えようがないと。
今朝も震度4の地震があった。建屋の崩壊の危険はおろか、先日来話題になっている欠陥だらけの同じ汚染水タンクが300基もあるという。それが倒れたらどうなるのか。メルトダウンした燃料を冷やし続ける必要があるから、毎日発生するという700トンの汚染水の処理、その保管をどうするのだ。もう敷地が一杯だと。
イチゴ園の苺
政府が打ち出した抜本対策なるものを見て呆れた。汚染水の当面の対策だけではないか。辛くもメルトダウンを免れた5,6号機、第二原発の廃炉は未だに東電任せで、廃炉さえ決定していない。青森県六ケ所村の再処理施設やもんじゅをどうするのかが根本対策でなければならないのに何もない。
発電もせずとも維持管理費だけはかかり続け、それを東電は電気料金に上乗せしているという。動かせなくても痛くもかゆくもないのだ。こんなバカげたことを許している政府、マスコミ、国民は世界から笑いものにされているのだ。オリンピックどころではなかろうに。
日本軍憲兵らの検問は激烈を極め、何とか検問をパスしたものだけが『検』のスタンプを衣服や体に押された。証言によれば「ズボンに押されたマークの部分を切り取って肌身離さず持ち歩いた。腕や足に押された人は消えないよう何か月もシャワーを浴びなかった」
モスリム幼稚園
この受検者の中に初代首相リー・クアン・ユーもいたのである。氏は回顧録の中にもこの時の話を書いているが、家も荒らされ、勝手に食料を食べられ、おまけに平手打ちをくらったと。3日間占拠されて、一時的な宿舎にされた。その後検証の集合場所に向かった。
彼は英語を話す客家系の家に生まれ、英語学校出身だから英語は自由だった。だから、そのまま検証を受ければ間違いなく検問は通らず、連行されただろう。とっさにその危険を感じた彼は荷物を取りに部屋に戻るとウソをつき、窮地を脱することができたと。ここで殺されていれば、今のシンガポールはないだろう。
検証後の様子をリーの回顧録から引用すれば「彼らは後ろ手に縛られ、4,50台のバスでチャンギー刑務所に近いタナメラベサールの砂浜に運ばれた。バスから降ろされると、今度は海辺の方に強制的に歩かされ、日本兵が機関銃で発砲し、虐殺した」この話はこのまま、私はシンガポール大学に保管されている英字新聞「ザ・ストレートタイム」の記事中で確認した。
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