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NO2512 日本はシンガポールで何をした(24)

スモークハウスホテル
7月9日 (31) 19日(土)快晴。国務大臣をはじめ、159人もの国会議員が靖国神社を参拝したという。新藤総務相のコメントは「個人的な思いと平和を祈念して」参拝したと。そしてわざわざ「外交への影響はない」と付け加えたそうである。日本の恥を世界に曝し続けている。

 靖国神社が普通の神社で真に鎮魂のための社ならば、参拝して文句を言う人がいるはずがない。そもそも天皇のために命を投げ出した人たちを祀るために創建された政治的な神社で、国民的人気のある西郷隆盛さえ西南戦争で天皇に逆らったことを理由に祀られていない社だと大河ドラマ「八重の桜」で解説していた。

1930年の標識が
7月9日 (32)  国家の犠牲にされた兵士たちが「靖国で会おう」と言わされたのは、戦陣訓にあった「天皇のために命を投げ出そう」という意味だったのだ。親族の死を悼み、平和を祈るというならば、静かにお墓参りをすれば済むことだ。ましてや集団でお参りするなどどんな意味があるのだ。恥ずかしいとはこのことである。

 アジア太平洋戦争はろくでもない指導者の下で300万人の国民の命を奪い、2000万人以上のアジア諸国民の命に加害者として関わった厳然たる事実に先ず向き合ウべきではないのか。戦争の教訓に学んで、二度と同じ愚を繰り返さないことこそ、犠牲になった人々に対して私たちがなすべきことなのだ。

 靖国への政治的参拝は加害の事実を否定し、アジア諸国の人々に悪夢を思い出させ、日本の国民をも不安に陥れる何物でもない。安倍政権は靖国問題への批判があたかも中国・韓国からだけであるかのように見せようとしているが、事実に反する。それを紹介する。

乱開発が進むキャメロン
7月9日 (24) 1979年7月27日付シンガポールの華字紙「聯合早報」は卓南生氏署名の論説で「平和と民主を愛好すると自称する(日本)政府も、これらの組織の活動に関与して『軍神』を大々的に追悼し、戦犯を賛美する行為を行っている。靖国神社は昨年、戦時中の首相東条英機らA級戦犯14名の『位牌』をこっそり作り、大平首相は国内世論をよそに、公然と神社参拝に赴き、戦犯を『愛国英雄』として褒め称えた」これはまだ教科書問題が国際問題化する前のことである。

 84年、つまり教科書問題が鎮静化した時点での聯合早報7月3日付は「第二次大戦中の日本の悪行の数々を正視せず、出来るだけ隠してしまおうとするやり方。及び当時の悪名高い戦犯を美化し、記念活動を大々的に展開すると言ったことにアジア各国が不安を覚えさせられるのだ。歴史の教訓をくみ取らない人間は必ず再び懲罰にあう。罪を認めぬものは又罪を犯す。アジア人民の気持ちと心情を日本政府が深く理解し、過ちを繰り返さないよう希望する。今日、日本とアセアン各国の関係は良好である。この関係が壊れないよう望んでいる」こうしたアジアの声に靖国参拝が愛国で国の誇りを示すと考えている人々の意見が聞きたい。

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