• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

NO2513 安倍政権を皇室問題から読む(1)

ジムトンプソン事件の舞台1
7月9日 (21) 20日(日)朝から雨、肌寒い。先日、映画監督のオリバー・ストーン氏が来日しヒロシマ、ナガサキ、オキナワを訪れた後共同通信のインタビューに応じた記事が今朝の日報に載っている。原爆投下はアメリカの絶対的な誤りだと指摘すると同時に日本の最近の動きについていくつかの警句を。

 被爆地の皆さんは、当時、日本の外で何が起きているか、何も知らされていなかったことも分かった。その意味でも被害者であったと。戦争被害者としての日本が強調され、加害者としての日本が忘れられないかー、そんな批判が日本での講演会で出たという。 

 氏は「自分を被害者にするというのが、政治の手口だ。安倍政権が中国についてどう語っているか。敵を作り出して、恐怖を煽る政治をやっている。日本は軍事的なものから遠ざかっていてほしい。安倍政権によってナショナリズムが頭をもたげている」と批判している。

ジムトンプソン事件の舞台2
7月9日 (17) 今日はもう一つ注目したのは美智子皇后79歳のインタビュー記事である。憲法論議が盛んな年であったと振り返り、「あきる野市の五日市市を訪れた時見せていただいた『五日市憲法草案』のことをしきりに思い出しておりました」とかなり踏み込んだ発言をされた。

 「明治憲法の公布に先立ち、地域の小学校の教員、地主や農民が寄合い、討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で、基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務、法の下の平等、言論の自由、信教の自由など204条が書かれており、地方自治権等についても記されています。当時これに類する民間草案が少なくとも40数箇所で作られていたと聞きましたが、近代日本の黎明期に生きた人々の政治参加への強い意欲や、自国の未来にかけた熱い願いに触れ、深い感銘を覚えたことでした。世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います」

ジムトンプソン事件の舞台3
7月9日 (7) 美智子さまが言われた「小学校教師」とは、最終起草者となった千葉卓三郎のことだが、千葉は宮城県出身、薄幸の幼少時代を経て、17歳で幕府軍の軍卒として戊申の内乱で賊軍の汚名を着せられ,敗走、五日市にたどり着いて憲法草案作成の中心人物となった。

 五日市周辺の16か村の数十名の民権派青年たちは昼間の農作業を終えた疲れた体に鞭打って集まり、60数回のにわたる討論を経て出来上がったものなのである。その他、植木枝盛らの草案なども人民主権など、現憲法やそれ以上の進歩的な内容を含むものもあった。

 それに対し、明治憲法や旧皇室典範は伊藤博文、井上毅ら4人が神奈川県夏島の伊藤の別荘で書き上げたもので、徹底して秘密された。夜は芸者をあげ、酒盛りの中で生まれたものだ。現憲法を否定し、明治憲法を賛美する石原慎太郎や橋下徹は皇后陛下に学ぶべきではないのか。これを機会に再び日本の天皇問題、女性天皇などについて考えてみたくなった。

続きを読む

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045