今までの人生の中で
やめてよかったもの
それは、タバコ。
私は3世代同居の7人家族で育ち
祖父と父が喫煙者だったが
特にタバコに興味を持った記憶がない。
それなのに短大卒業前後
バンドのサークルの友人達が吸う
タバコのなんとも美味しそうな様子に
一本、二本ともらって吸うようになってしまった。
そして自分で一箱買うようになるのに
そんなに時間はかからなかった。
その当時は女友達にも喫煙者は多く
お茶したり、飲みにいったりすると
当たり前のようにみんなで吸っていたのを覚えている。
OL時代も最初に勤めた会社は
社内での禁煙が許されていたため
残業しながら、すぱーっとしていたし
その後勤めた社内禁煙の会社でも
同僚とトイレでこっそり(全然こっそりじゃないけど)
吸ったりしていた。
クラブ(当時はディスコ(笑))へ遊びに行って
知らない人と話すのにも
タバコがあると間を持たせるのに重宝だったな。
現在、ウィスコンシンを含むアメリカの多くの州では
公共施設(レストランやバー含む)内禁煙という法律があり
室内で喫煙している人を全く見ない環境にいるので
遠い昔が夢のような、まるで浦島太郎のような気分だわ。
それでも、数年後、娘の妊娠によって禁煙(1回目)。
妊娠がわかった時点ですっぱりやめた。
そのまま、まわりにも喫煙者が多かったものの
何故か吸いたいとは思わず、アメリカでの生活に突入。
そのまま吸わなきゃいいものを
離婚後、タバコ吸いの今の旦那に出会い
また吸うようになってしまった。
息子を妊娠し、禁煙(2回目)したものの
母乳を終えた時点でまた再開。
旦那も私も家の中では絶対吸わなかったので
寒いウィスコンシンの冬の間は
いちいち、コートを着込み
外に出て行って凍えながら吸っていたものだ。
で、3回目で最後の禁煙をしようと思ったのは
風邪を引く度に、気管支炎や肺炎を
併発するようになったため。
一緒に吸っている旦那は風邪をひき
それでもタバコを吸い続けても
悪化することなくじきに回復していたが
私はどうも体質に合わないというか
気管関係が弱いのかも、と思い始めていた。
そんな時、やはり肺炎かなんかでかかっていた主治医に
禁煙した方がいいんじゃない?
と言われ、ああ、もうそうするしかないな
と観念し、即やめてしまった。
ちなみに、英語でこれをCold Turkeyという。
たばこなどの習慣を徐々にやめるのではなく
いきなりやめてしまうことをいう。
たぶん、私はあまりAddictive(常習癖がつきやすい)
性質なのではないのだろう。
それ以来、一本も吸っていない。
今では、タバコの臭い自体嫌いになってしまった。
旦那はまだやめられないので
彼がタバコをすうガレージがまあ臭いこと。
でも、1年に1回くらい
タバコを吸いたいと思っていたり
実際吸っている夢をみることがある。
夢なのに、罪悪感がばっちりあって
目が覚めたときに
あれ、私、実は潜在意識の中に
まだタバコ吸いたいという願望があるのかしら
と思ってしまう。
でも、本当にやめて良かった。
気管支炎等になる回数はめっきり減ったし
私の持病のためにも吸わないに越したことはない
(喫煙は膠原病の発症や悪化とリンクされている)。
ウィスコンシンの私の住むあたりでは
だいたい一箱7ドル位するので
経済的にも助かっている。
旦那にもやめて欲しいんだけどなあ。
彼も一度チャンティックスという禁煙の処方箋で
やめようとトライしたがやめられなかった。
友人の夫は鍼でやめたというが
本当に効くんだろうか。
旦那のように最初から疑ってかかっている人には
効きそうもないような気もする...
何か、これは聞いたという禁煙方法があったら
教えてください。お便り待ってます。
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