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NO2526 ブランド中毒の日本

ペンション前から焼岳を望む
10月31日 (1) 2日(土)快晴。一週間ぶりの臨時テニス。6年ほど前になるか船場吉兆の偽装問題が発覚して翌年廃業に追い込まれた事件があった。79年の東京サミットの午餐会の料理を提供したほどの名門老舗であった。今度はやはり阪神阪急有名ホテルの偽装事件である。

 日本人もそろそろブランド志向をやめたらどうか。5つ星ホテルに泊まり、気取ったレストランで食事をする、それが一般的な日本人だと思われている。そんな世界は、本物のお金持ちに任せておけばいい。そうは言うものの、私どものような、単にお金がないだけの僻みかもしれないが・・・。

 今回の事件は私の見るところ、日本人の異常なまでのブランド志向がもたらしたものではないか。ブランドや賞味期限に頼り、自分の目で品物の良さを判断する力が限りなく落ちているから、簡単に偽物をつかませられるし、味も見分けられない。かくいう私も好きな酒さえ区別できない恥ずかしさ。

チロリ庵前にて
10月31日 (15) シンガポール在任中、酒好きの仲間を集めて我が家でパーテイーをやり、世界中10種類くらいのビールを買い込み、目隠しをして飲み比べたのだが、誰一人銘柄を当てた者はいなかった。今回の事件でも料理学校の生徒が、冷凍鮭と高級鮭も食べ比べができなかった。

 これもシンガポールでの話だが、私のクラスの親で伊勢丹の宝石鑑定士がいた。そのMさんの話では、街中の宝石の8割は偽物ですよとの話を聞いた。偽物の宝石を本物と思い込んで身に着けているということ。本人がそれでよければいいじゃないかとの考えもある。

 そういうブランド便りの消費者を騙す方はもっと許せない。しかも、当初、社長は偽装ではなく誤表示だと言い張り、責任を現場の厨房職員に押し付けようとした。結局辞任に追い込まれるという無様な姿をさらしたが、日本の企業の経営陣のモラルの低下も目を覆うばかり。

素敵な宿だった
10月31日 (35)  騙すと言えば、原発問題で国民を騙し続ける東電と政府。あたかも故郷に帰れるかのような幻想を振りまき、いよいよそれは無理だと住民が気付き始めたのに慌てた政府は除染に関する見直し案を発表。除染のための費用としてさらに1兆円の税金を投入すると。

 一方で東電は震災後初めて黒字を計上したというのだ。賠償は何だかんだとクレームをつけてサボり続け、他企業よりも高い給与を払い続けているのに・・信じられない。自民党内でも河野太郎氏などは東電を破綻処理しないで、税金の投入を続けるのは資本主義の原則に反すると。 

 それも犬の遠吠えに終わっている。国民を騙し続けているというのは、事故直後、スピーデイのデータを国民に発表する9日も前にアメリカ側にはデータを提供し、アメリカは在住米人には80キロ圏外への避難を勧告し、トモダチ作戦を立てる根拠を与えたと。そのことも含めての話である。

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