ジャングルウオーク1
10日(日)雨。とうとう炬燵とストーブを出してしまった。今日は午前中、西区社会福祉協議会の呼び掛けに応じ「災害ボランテイアセンターを活かす地域力」という研修会に二人で参加してきた。ここでも年配者が中心で現役世代は4分の一いたかどうか。
長岡社協の福祉課長が講師で、中越地震の体験を中心に、大混乱の中で災害ボランテイアセンターをどう立ち上げ、どんな工夫や苦労があったか、いかに地域の力が災害時に力を発揮するかなどについて、具体的に語られ、災害前の備えがいかに重要かが理解できた。
安倍政権がいよいよ危ない。特定秘密保護法である。今の憲法がある限り、こんな法律が提出されること自体、あり得ないと思ってきたが、甘かった。地元紙はこの法案を巡って「現場から問う」の連載を始めた。昨日は友人で沖縄県人会長の上地源光氏が登場した。
ジャングルウオーク2
氏は読谷村の出身で自宅は基地として接収され、両親は収容所生活を送ったと。氏は新潟大学に「国費留学」し、卒業後、沖縄の本土復帰を求めて組合運動に入った。この法は沖縄の経験から「国にとって不都合でも国民が知るべきことはある。そういう秘密に近づくことができなくなれば、国民の命も危うくなる」と。
この法律の内容がようやくマスコミによって報道されるようになっているが、中曽根政権が国会に上程して廃案になった「スパイ防止法」が発端だ。安倍政権は国民を戦前のどのレベルまで連れて行く気か。軍機保護法?治安維持法?それとも特高警察の復活?
国家の安全保障に関わる秘密保護なら、自衛隊法や国家公務員法の改正によって罰則を強化することでいくらでも対応可能なのに、殊更、特定秘密保護法案の成立を図り、しかも遮二無二急ぐ意図はどこにあるのか。いつ倒れるかもしれない内閣に焦ってのことか。
ジャングルウオーク3
特高警察は「公安調査庁」と名前を変えたものの、事実上復活している。恥ずかしながら、オウム真理教事件の際にこの組織の存在を知り、旧陸軍中野学校や旧特高警察のメンバーの画策によって誕生したことを知り驚愕したものだった。ドラマ「相棒」にしばしば登場する。
現在では1500名余りの職員がおり、一般の公務員と違い、幹部クラス以外は職員名簿に名前が載っていないという(相棒)。以前、このブログにも書いたが、我が家にも下宿生の新大学生の聞き込みに来たことさえある。破壊活動防止法に基づいて活動している。
Wikipediaで検索しても、組織・役職の項に「内部部局」に調査第一部長(警察庁の出向者=警視監)とあって、第一課(日共)とある。第二課が過激派となっているから、選挙によって選出された日本共産党議員を税金を使って調査対象としているということだ。許しがたい。
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