もみじ園で
17日(日)快晴。今日はスリランカからの留学生を名酒「久保田」の朝日「もみじ園」に案内してきた。地元の大地主高橋家の別荘の庭園で樹齢150~200年というもみじや山桜、つつじなどがあり、今はもみじの紅葉真っ盛り。多くの観光客でごった返していた。
留学生Rさんは感嘆の声を上げながら、写真を撮りまくっていた。考えてみれば、日本のような多色で彩られる紅葉の地域は世界的にもあまりないだろう。昼食は和食のレストランで天麩羅定食をご馳走したが、スプーンとフォークを使って美味しいと平らげてくれた。
帰途は寺泊の魚市場の様子を見せ、スカイラインで弥彦山頂に案内した。時間が無くなって温泉は次回に持ち越したが、大変満足してくれた。大学の担当教授が伝え聞いて「そんなにお世話になるものじゃない」と言ったそうな。余計なお世話で、むしろ、そういう日本人がいたら大いにお世話になりなさい、と言ってほしい。
3人で記念撮影
道中、いろんな話を聞いた。印象的だった話は二つ。一つは大学も医療費もタダだということ。全国に8~9校ある大学に進学するのは高卒の数%とのこと。彼女も優秀でその中に入ったということだ。もう一つは家父長社会で父を含め男は家で家事を一切しないと。私が調理する姿を見て、驚いたらしい。
昔の日本もそうだったけど、今そんなことをしたら日本では離婚ものですよ、と言ったら頷いていた。最近は生活の向上に伴って、自分の世代は5人兄弟姉妹が一般的だったけど、今じゃ二人が普通になってきたと。とにかく日本は物価が高いと、目を丸くしていた。
安倍政権の言う「第三者機関」がますます怪しい。就任以来次々に手を付けたのが任命権者の特権を悪用した人事の入れ替えだろう。憲法改正を見越し、集団安全保障の解釈変更を可能にするために法制局長官を入れ替えたのを手始めに、最近ではNHK人事に介入。
弥彦山山頂で
NHKの会長の任期が来年1月だと言うが、それに合わせたかのように、会長を選出する経営委員12名(9人以上で選出される)中、今回5人が新しく補充されたのだが、その人選は元安倍の家庭教師とか安倍のブレーンとして有名なJR東海の会長などの縁故者ばかり。
そればかりか、憲法改正や特定秘密保護法案、教育再生会議等の委員や有識者会議、審議会委員等第三者機関を装いながら、自分の意中の人物を送り込み、そのやり方が余りにも露骨なのだ。マスコミがそれをチェックすることもなく記事を垂れ流すから始末が悪い。
新聞やテレビが最近やたらと世論調査なるものを発表するが、質問が誘導尋問にも近い内容や、特に秘密保護法案に至っては、内容も説明もせずに「賛成か反対か」を問うなど無責任な質問も多い。YahooやLivedoorのニュースへの賛否などはその典型である。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。