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NO2542 原発はゼロ以外にない(1)

もみじ園
もみじ園 18日(月)一転して雨の一日。今日は先日の健康診断の結果を聞きに民医連系の診療所に。午前の受付終了直前に行ったのに、超満員。これだから病院は嫌だ。どこも異状はなく、基準値を上回っているのは肝機能のGTPと中性脂肪だけ。心配するほどではないと。

 今日の大きなニュースは2年8か月も経って、福島第一原発の4号機の使用済み燃料の取出しが始まったこと。今まで大きな余震がなかったことが幸運だった。4号機は震災時定期検査中で原子炉内に燃料棒はなく、燃料プールに移されていたことが幸いした。

 4号機建屋が水素爆発で吹き飛んだとは言え、この燃料プールが地震で崩壊してプールの水がなくなり使用済み燃料が空気にさらされてメルトダウンするようなことがあれば、関東全体までが避難対象になった可能性もあったわけで、専門家の危惧はそこにあったのだ。

夕日に向かって飛ぶハングライダー
夕日に向かって飛ぶハングライダー プールには未使用燃料202体、使用済み燃料が1331体、合計1533体が保管されており、今日は先ず未使用燃料22体の取出しから始めるという。空気に触れさせられないため、作業は全て水中で行わなければならない。22体を100m離れた共用プールにトレーラーで運び、保管終了まで1週間かかる。

 全ての燃料を移し終えるには来年末まで続く。それまで震度7クラスの地震がないことを祈るしかないし、作業中の事故も心配もしなくてはならない。1533体中3体が破損していることも心配の種だという。東電は一切心配ないかのように発表しているが東電の言うことなどまったく信用ならない。

 仮に全てうまくいって、移し終えたところで、危険が減るだけの話で、共用プールの安全性も保障がない。まして、メルトダウンした1~3号機の燃料は現在どのような状態であるかさえ分かっていない。どのように取り出すかに至っては世界に例のない話である。

ハングライダーを楽しむ若者たち
ハングライダーを楽しむ若者たち 7年後の20年に取出し開始の目標を発表をしているが、何の根拠もないということだ。今度は、廃炉作業に入っている日本初の東海原発の廃炉作業は01年に始まり、20年終了の予定で、原子炉周辺以外の設備撤去を先行させ、11年度から本体の解体作業に入る予定だった。

 それを14年度からに先送り、さらに再延期になるということだ。理由は小泉元首相が盛んに指摘している核廃棄物処分場の見通しが立たないということだ。事故を起こしたわけでもない原発の処理でさえこのざまだ。低レベル廃棄物の1万2千トンさえ地元の同意がえられていないと。

 にもかかわらず、自民党の石破幹事長は「新設もあり得る」と発言したり、自民党内の小泉政権で官房長官をやった細田博之氏など電力族が、最終処分場の検討を始めて、再稼働を急ぐという。全く頭が狂っているとしか言いようがない。それで強い国だ、美しい国だなど言うなと言ってやりたい。

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