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NO2544 安重根は「犯罪者」と断定できるのか(1)

珍しい蝶
9月3日 (1) 20日(水)雨。特定秘密保護法案は結局、共産、生活の党、社民を除く全野党は修正に応じる方向で話が進んでいる。こんな治安維持法や軍機保護法にも匹敵する悪法に対し、大騒ぎになって当然の事態なのに、そうならないのはマスコミの体制迎合振りに尽きる。

 自民党が維新の会やみんなの党の修正要求に易々と応じているのは、何が何でもこの法案を通してしまえば、後はどうにでもなることは軍機保護法や治安維持法がその後の改正によって秘密指定を拡大し、取締りを強化し、刑罰も無期から死刑に引き上げた歴史に学べるからだろう。

 安倍政権の最終目標は憲法改正にあり、日本版NSCや秘密保護法案はその環境整備に過ぎない。経済政策で国民の目を奪いながら、この政権の「戦前の日本を取り戻す」政策を着々と進める姑息で悪質なやり方である。中韓を挑発し続けているのも意図的であるとしか私には見えない。

公務員アパート
9月3日 (34) 安倍首相は中韓包囲網で日本の戦争責任を免罪にしようとしてるように見える。対中韓問題は実は竹島や尖閣問題ではなく、歴史認識の問題なのに、中国・韓国に対し「いつでも話し合う用意がある」と言いながら、自分の認識は変えず、挑発発言を繰り返している。

 菅官房長官の「安重根は犯罪者」発言もその一つ。これで韓国世論の反日傾向はさらに高まることは疑いない。安重根は日本の初代総理大臣・伊藤博文を射殺した人物として日韓双方の教科書に載っている。日本では被害者として、韓国では義士・英雄としてだが。

 安重根はその意図をもってブローニング6連発銃を隠し持っていた事実、取り調べでもその理由15項目を挙げて正当性を主張しつつ、事実関係は否定していない。しかし、事件は中国ハルピン駅で起きたにもかかわらず、日本の法廷(関東省法院)で裁かれた。

9月の花
9月3日 (37) なぜなら殺害の1909年10月26日の数か月前に、伊藤が主導して韓国の司法権を奪い、統監府に移されていたからだ。秘密のスピード裁判で5か月後の3月26日、旅順で処刑された。当時伊藤と並んで歩いていた貴族院議員・室田義文の「疑問」だとする証言は無視された。

 室田は「私は伊藤と間違えられて撃たれた」と。その根拠として、伊藤の体内から摘出された銃弾がカービン銃のもので、室田氏の体内からの銃弾がブローニング銃のものであったこと。伊藤の傷は右上方から左下方の腹部に貫通していることを証言している。

 菅官房長官が「犯罪者」と断定できるほどの根拠はないということだ。これを機にこのブログの若い読者のために日韓、日中の歴史について、歴史教育者の責任において書き残しておきたいと思った。私には日韓、日中の和解を見ずしては、死んでも死にきれない思いがある。

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