昨日の息子との会話が面白かったです。
息子が、
「どうして僕はある先生に嫌われてるのだろう?
嫌われてるとしか言いようがないくらい、
点の付け方がキツイような気がする。
多くの先生は、僕がスラッカーだと思うようだが
僕はこれでも、一生懸命やっているつもりだ。
なんで、どんな態度がそう思わせるのだろう?
他の生徒も、先生が余りにネガティブに言うので、
このクラスには一番来たくないと、はっきり言っていたし、
出来ないから先生が教えるんであって、
先生が生徒を毎回批判していたら、モーチベーションを下げるだけ
違うメソッドを使ったら良いのにと思う。
もう、世の中どうしてこうなんだろう?」
と、一生懸命やってるつもり?の彼が嘆いていたので、
「そうだね、ネガティブなのはクラス全体に影響するよね。
もっと、勉強は楽しいものだと思わせなきゃね。
きっと、教える事に疲れているんだろうね。
しかし、先生って本当に教えたくって仕事やってる人と、
そうでなく、仕方なくって言う人もいるのかもしれないね。
国が教育にもっとお金をかけるべきなんだよね!
先生の給料が安すぎかもしれない。
給料をもっと高くして、満足度を増してもらえれば、
もっと、ポジティブに教えやすいかもしれないね。
責任だけ沢山あって、給与が低いのでは面白くないだろうし、
まして、感謝もされてるか分からない状況では、
ポジティブになりにくいだろうね。」
と社会の仕組みに話題を移し、
色々話してる過程で、なぜかテキサスの州法である、
「日曜日の12時までお酒が買えない」
というところまで行ったわけです。はい。
これはアメリカの、もともとの法律(Constitution)に
相反するところではないか?
ご存知、アメリカは国のルールと州のルールが、
相反することが多々あり、特にテキサスはそんなのが多いような気がします。
この、「日曜日にお酒が買えない」、、、
ドイツですと、当たり前に思えるのですが、
ここアメリカは、そもそも、宗教の選択の自由っていうのがありますし、
なぜに、クリスチャンのルールに、違う宗教の人、
無宗教の私たちみたいのが合わせなかればいけないのでしょう?
ドイツは歴史的、伝統的にクリスチャン国ですから、
そりゃそうだよね、チャーチに行ってお祈りしなければ
と思うのですが、
そもそも、アメリカはいろんな人がいる国。
おかしいじゃないか!と思うわけです。
ガン・コントロールについても、同じくもともとのルールを
履き違えてる人が多いので、今だ平行線なのですよね。
これは、やっぱり、United States ここの部分が難しいところなのでしょう。
全くもって、ごちゃごちゃな状態が進むだけでしょうね。これからも。
しかし、
いいところもあります。
いやなら他の州へ、いやな人達なら避けて通ればいいのです。
自分で自由に選択できるのです。ここがアメリカのいいところ!
なので、
私は息子にその事を話し、「一度上の層に行ったら、
君は何でもできるのだよ!それを実行するのに
アメリカ(資本主義)ほど最適な国はないのだよ!
ただし、私が言っているのは、トップ数パーセントのお金持ちの人。
もちろん私達のような人達の話じゃないけどね。」
と世の中の仕組みについてさらに、話を続けました。
そこで、この前、主人が送って来たメールの事を話しました。
主人は今、投資について勉強しているのですが、
ある、ファイナンシャル会社のニュースレターを私に送ってきました。
帰国する前から、なんとなく思っていましたが、
アメリカ人の消費癖って凄いものがありますよね。
赴任して、一度ハイライフを送ると収拾つかなくなるんでしょうか?
皆さん、いろんなものを持っていますし、それも低額なものは少なく、
いろんなところへも旅行してましたね。
海外に出てるうちは住居+光熱費もタダですし、子供の学費もタダ。
かけるお金は、自由自在好きなだけ~
投資と言って、アメリカ国内に家を何件も持ってるうちもありました。
「うちは本当にケチだよね~!」と良く私は思ったものです。
友達には、いつも危機感漂う!と冗談で言われたぐらいです!笑
しかし、
主人の送って来たメールを読んで、
今まで、不思議に思ってたことの、
アメリカの裏の状況がはっきりしてきました。
主人の Dose this sound familiar? から始まり、
記事を読んでいくと、なるへそ~!
ほとんどの、アメリカ人は「裕福さ」を勘違いしている。
とあって、さらに、
給与と学歴は正比例しているが、給料が高い人達が
必ずしも、お金持ちとは限らない。。。と続くのです。
そして、研究の結果、こんなことが言えると、
本当にリッチな人達(ミリオナー)の特徴(キャラ)を箇条書きにしてます。
1.価格400,000ドル以下の家に住み
2.2件目の家は所有してない
3.ボートを所有したことがない
4.ロレックスよりタイメックスをつけている
5.ワインコレクションはしていなく、15ドル以下のボトルをいつも買う
6.BMWよりTOYOTAを運転している人が多い
7.スーツの値段は400ドル以下
8.一流ブランドや高額品はごく少ない数を所有している
Sounds familiar どころかこりゃ、ウチだわな。
一つだけ違うところは、まだミリオンに達してないところだけ?笑
だが、道は間違っていないわけで、
これから投資で増やす予定らしいです。(あくまでも予定w)
だから、私の住んでるエリアの金持ちのを比べると、
家が一番お金もってない見たい~!
と思うのでしょうね、私。でも、そうシンプルではないのですね。
彼等の思うWealthを彼等はクレジットで買ってる、
ここがカラクリなんでしょうね。
クレジット成金。私はこう彼等を呼んでいます。
中流家庭と言うエリアが凄く幅広いのもアメリカの特徴ですよね。
その中で、本当に所有(クレジット完済)しているものを金額にしたら、
中流のカテゴリーに入らない人は、もっと増えるのではないかと思います。
そうやって、良いエリアの高くて、大きくって、美しい家に住み、
ガレージ一杯分の、チャリティーボックス行きの不用品を持ち、
見せびらかすように、BMWがドライブウェイに駐車しているのが、
アメリカの中流家庭の特徴でしょうね。笑
クレジット成金。まさにこれだよね~!
と車で前を通り過ぎながら、私が最近思う事。
と近所のスーパーでパンパンにモノが詰まった
ルイヴィトンのネヴァーフルを見て、私が思う事。笑
本物のWealthって何さ?と思うのであります。
「沢山お金を使うことが、良い暮らしをしている人」と言う信仰は
この国の宗教なのか?え?クリスチャンじゃなかったけ?笑
とある学者曰く、
彼等は、経済的に成功している人達は、一流品を飾るもの強く信じていると、、、
その裏を返せば、一流品をもっていない人は経済的に成功してない
と彼等は見ている。。。
さらに、あなたは、あなたが所有する車ではないし、腕時計でもない!
という小見出しに続きます。
本当のお金持ちは、とても倹約かだが、
子供や孫の教育や、チャリティーにお金を惜しまず出す、
アメリカで最も、寛大な人々と言ってます。
はい。小金もちの見栄っ張りには出来ない業なんでしょうね。
分かります。
人々は、TVコマーシャルに惑わされ、イメージを気にしすぎるため、
洗脳された頭のままでは、ミリオナーになれないって事ですよね。
少し経済が傾くと、急に暮らしぶりのバランスが崩れ、
ものすごいプレッシャー(毎月の返済が頭痛の種化)を感じ、
いつまで、この世間では良いとされている、消費が出来るかと心配し、
それでも、クレジットカードは笑顔で、
「あなたなら買えるのよ、大丈夫、私がついてるから!」
と悪魔の誘惑に負けてしまうのでしょうね。
私にはたぶん、一生理解できないところではないか?と思ってます。
で、
息子には、ミリオナーになったら、色々好き勝手できるから、
まずはそこを目指せばいいさ!と諭しました。ワラ

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