自信作・鯛のお造り
28日(木)明日は不在なので書き溜める。読売、産経、池田信夫等は原発無害、有用論を宣伝しながら、みんなで福島に移住しようとも、東京に廃棄物の中間貯蔵施設や最終処分場を引き受けようとも決して言わない。池田氏などは10年くらい警戒区域に住んでから発信せよと言いたい。
読売は先月の社説で「燃料の輸入量が増え、電気料金は上昇を続けている」と書きながら、その燃料が米国の8倍の値段であることも、今までの買い付け量が3兆2千億円もかかっているとの経産省の発表が河野太郎氏が事実はその半額だと指摘していることについても触れない。
相変わらず、太陽光や風力が天候に左右され不安定だとおうむ返しに言うばかりか「原発ゼロが政策になれば福島原発の廃炉などに必要な技術者も確保できまい」等と、脅しにかかっている。このことについては、多摩大学教授でバックエンド研究者の田坂広志氏は。
これもインゲン豆
氏も3.11から考えを変えた一人だが、日経ビジネスオンライン紙上で「原発の負の側面を払拭するための「原子力環境安全産業」を世界に先駆けてリーデイング産業として育成していくという政策を推し進めるならば、この産業に対する世界的な需要は増大する」と。
そして「廃炉、除染、放射性廃棄物処理、処分、環境モニタリングなどの技術を中心に、必要な技術者は十分に確保できる。従って、仮に脱原発依存の政策を進めても、原子力技術は決して衰退しない」と。これこそ、読売が小泉が「原発ゼロの方針さえ出せば、学者が知恵をだしてくれる」との発言を無責任だと非難していることへの回答である。
読売は又「放射能は1000年99・95%が消滅する。有害性が消えない水銀など重金属の廃棄物とは事情が違う」この根拠は原子力村の御用学者で今も経産省の総合エネルギー調査会専門部会の委員長を務める栃山修という人物の発言だが、この人物は今月25日記者クラブでも懲りずに発言を続けている。
土鍋麺
「火山や活断層の近くを避け、地下水の影響を受けにくい地下深くの岩盤に廃棄物を埋めることで放射性物質を閉じ込めることができる」地質学者でもない氏が「探せばある」式の根拠でしかない。学術会議の指摘にも反するし、今わかっている活断層そのものが、ほんの一部でしかないのに。
日本学術会議の見解と違うし、1000年という年限も私のような素人には十分な年限だが、1000もすれば無害化するというのが事実とすれば、欧州が10万年、アメリカは100万年も閉じ込める地盤を探し続けるのはなぜか。フィンランドの10万年の安全という映画は?
実は経産省が8月7日に原子力小委員会のワーキンググループに提出した「ガラス固化体に含まれる放射能量の時間的変化」をもとに、「GOHOO」サイトは「環境に飛散されれば危険なレベルに変わりなく、ほぼ永遠の隔離・閉じ込めが必要」で明らかな誤りだと指摘している。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。