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NO2594 この国をどこへ連れて行くのだ(1)

ジャングルに咲く花
2月12日 (15) 11日(土)曇。そろそろ現地情報も集めるべく、何人かの人にメールを送った。一番早かったのはKL在住の中国人Lさんからで、諸物価は勿論。公共料金の値上げも計画されており、反政府デモが起きているとのこと。日本も同じだが、デモは起きないと返事した。

 現地にほぼ年間を通して在住している日本人の何人かからは、雨季が終わったようで毎日曇りか晴れの日が続いているとのこと。気温は20度前後だと。日本人はまだ少なく、テニスのメンバーが足りないから、早く来てくださいとのメールもいただいた。楽しみだ。

 日報に座標軸という論説委員署名入りの記事「安倍カラーに懸念抱く」と題し、「この国をどこに連れて行くのか懸念を抱かざるを得ない」と書いている。強い日本を取り戻すなどと息巻き、憲法改正とともに狙っているのは教育の国家統制であることは明白である。

ジャングルに咲く花
2月12日 (11) 私の不安はむしろこっちの方である。第一次安倍内閣で最初に手を付けたのが教育基本法の改悪だった。教育再生などという耳触りのいい言葉で語りながら、やることは教科書や教員統制という戦前の体制回帰ばかり。再生会議のメンバー18名を見ればわかる。 

 八木秀次(新しい歴史教科書をつくる会の中心人物)、曽野綾子(作家で沖縄の集団自決否定)、河野達信(新しい教科書推進の中心人物)、ブラック企業和民の渡辺美樹(退任)、その他大企業の社長など完全な御用機関である。人選は自民党右派山谷えり子が中心で選んだらしい。

 実行の中心は勿論、自民党内きっての右派下村博文文科相、それに政務官でヤンキー先生などでのし上がった義家弘介である。先ず手を付けるのは教育委員会の実質的な解体であろう。橋下大阪市長の主張通り、教育長を首長の直接の配下にする改悪である。

ジャングルに咲く花
2月12日 (10)  そもそも教育委員会制度は戦後、ドイツのように文部省の廃止までは決断できなかったものの、戦前の中央集権的な教育制度のもと、軍国主義教育が行われたことに反省して、4権分立の理念のもと、行政から独立した住民の選挙による公選制教育委員会制度がスタートした。

 これに対し、自民党政権は公選制を廃止し、教育長を議会の同意を得て任命する現行の制度を作り上げ、形骸化した。今度はそれさえも否定し、教育委員会を教育長の諮問機関にし、首長は教育長を罷免もできるようにするという内容で、事実上の解体である。

 教員免許の改悪も再生会議の提言にある。都道府県が交付する現行制度を2段階にし、大学卒業時には準免許証。3年以上の教育実務経験を経たうえで、試験と適性確認の合格者に教育長が本免許を与えるというもの。インターン制度のように見えるが、そうではない。

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