23日(木)晴れ。毎週木、土の2日間、朝6時45分、町はずれの駐車場に集まって、隣町のブリンチャンまで5キロの道のりを歩く「朝粥トレッキング」がある。ホテル在住者は張り紙を見て参加するらしい。今朝は19名が集まり、45分丁度になると出発する。
歩き始めて30分くらいで、夜が明けてくる。小雨決行となっているが、雨に遭ったことはほとんどない。脚力に差があるから、途中隊列を確認しながら時間調整をする。50分ほどで街に着き、朝食となる。私はピータン入りの粥に決めているが、めいめいで注文する。
朝食が終わると、先ず野菜、果物、魚などの市場へ。その日によって日用雑貨、肉まん、スイーツ、衣類などのお店が出る。ほとんどは量り売りで、値切ったりしている様子もない。そこが終わると、隣接している肉屋(豚肉専門)に向かう。ひき肉は目分量だ。
行列のできる肉屋
ボーナス!と声をかけると、足してくれる。店内には豚の頭や足が無造作に置いてあるが、不思議とハエも寄ってこない。魚売り場も同様である。最後は8時半の店とよぶ食料品の卸店へ。ベーコンはここで買う。お茶や調味料、小麦粉やきくらげ等何でもある。
都知事選が告示されたが、産経や読売による細川候補に対するネガテイブキャンペーンが激化しそうな気配だ。原発隠しも同様だ。一割もの人口が集中する大都会の電力消費問題は国政の問題で片づけられない。新潟や福島に危険だけを押し付ける構造は許せない。
昨日のクローズアップ現代は放射能廃棄物の中間貯蔵施設の問題だった。この問題は原発事故がなくても存在していた問題で、要するに使用済み核燃料が核となる高レベル廃棄物(10万年以上の保管)と原発を動かす以上原発の施設からでる低レベル廃棄物の問題。これも30年間中間貯蔵するというのだ。それで安全になるわけではない。その先は未定だ。
今日のお昼はココナツスイーツ
原発を国策として進めてきた以上、避けられないこの「トイレ」の問題、原発事故によって生じた膨大な低レベル廃棄物(除染による)として加わる、避けがたい事態になってきたということだ。即ゼロを実現したとしても、どこかが引き受けなければならないのだ。
原発周辺の、もはや住民が帰還するのは困難だと思われる市町村にその中間貯蔵施設をお願いせざるを得ないという政府の考えは有り得べき案であるとしても、最終的に故郷を失うことに繋がる。この痛みを都会に住む人々、とりわけ東京都民は真剣に考えるべきだ。
我々が注視すべきは、この故郷を追われる人々への保障の問題だ。池田信夫のように一軒につき2000万円も払えば済むかのような決着は絶対に許せない。エネルギー問題に原発しか選択肢がないかのような安倍政権のエネルギー政策を問うのが都知事選のテーマだ。
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