リムさん家族と月光荘で
26日(日)快晴の日が続く。数日前、突然KLの友人リムさんからメールが入り、土日をかけてキャメロンに行きたいが、泊めてもらえるかという。少々驚いたのだが、勿論大歓迎なので、是非来てほしいと返事した。息子さんの運転で家族3人で昨日の10時到着。
リムさん夫妻とはおよそ33年前、私がシンガポール赴任中、家族旅行でインドネシアのスマトラ島トバ湖に旅行した際、彼らが新婚旅行で出会ったのが、始まりである。その後も交流は続き、昨年20数年ぶりに再会を果たし、さらに交友関係が深まったのである。
彼も公務員を退職し、年金生活に入っている。マレーシアに関する情報は彼に聞けば、すぐに答えてくれる。非常に几帳面な人で、これ以上の親切があるかと思うほどに気遣ってくれる。今回も中国正月が近いこともあり、お土産をどっさり車に積んできてくれた。
Bharat茶園で
到着後、Uncle Chowで早めの昼食をとり、キャメロンの最北、Blue vally 茶畑を目指す。途中、ジムトンプソン失踪事件の現場を見たいと言うので私が道案内。Blue Vallyはトマトとブドウ畑に変わってなかった。悪いと思ったか、さらに足をのばし別の庭園に。
そこで、初めて韓国人の観光客に会った。KLにはコリアンタウンもあるらしいが、キャメロンに韓国料理店が一軒もない。韓国人に出会ったことはなかった。これから増えるのかな。帰途、Bharat Tea Plantationに立ち寄る。BOHほどの規模はないが、江戸末期にインド人によって開発された茶園。
そこではインドネシアからのクリスチャン女学生の集団に出会う。そこでリムさんの講釈が始まる。我々が出会ったスマトラ島は特にクリスチャンが多いのだと。この国はクリスチャンは少ないが、逆にマレーシアに来たインド人はムスリムに改宗した人が多いと。
ワサビ園のような
その後は中国寺院と日本のわさび園に似た技法で栽培するWater Crestというセリに似た植物を栽培する農園を見学。彼は私に中国語で書かれた説明の意味を私に尋ねる。中国系とはいえ、3世で英語学校出身である彼らは自分の名前すら漢字で書けないのである。
ブリンチャンに戻り、土日に行われている5時からのナイトマーケットに案内された。かなり大きな市で食べ物や衣類、アクセサリー、昔懐かしい綿あめ売りや、日本製の食器まで並べられていた。1時間ほど楽しんだ後はブリンチャンの中華料理店で料理を堪能した。
8時過ぎに帰宅。9時半頃までいろんなことを話題にした。建設現場のみならず、レストランやあらゆる職種に外国人労働者(バングラ、ミャンマー、ベトナム等々)は月500RM(1万5千円)で働き、ビザが切れても帰国せず、犯罪に関わる等社会問題になっていると。
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