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NO2619 脱原発が日本を変える(8)

美しい茶園風景1

美しい茶園風景1 6日(木)快晴。朝粥は20人。南十字星を背に歩く。中国正月も終わり、今日から学校も始まった。まだ夜明け前の登校生徒に出会う。学校は7時半から始まるとのこと。ホテルの駐車場から車も消え、アパートのゴミも掃除され、いつもの静けさが戻ってきた。

 

 先日、五輪組織委員会会長に内定している森元首相が都知事選候補の細川氏、それを支援する小泉氏を批判して「お馬鹿さん」と言ったのには驚いた。私はずっと以前からこの人は下品で「お馬鹿さん」だと思っていたので、本人の口から聞くとは思わなかった。

 

 森はまた「五輪のためにはもっと電気が必要だ。今から原発ゼロなら五輪を返上するしかなくなる。世界に迷惑をかける」との発言にはあきれ果て、こんな男を会長に推す安倍も安倍だが、みんな狂っているとしか思えない。誰も批判しないのかと思っていたらいた。

 

美しい茶園風景2

美しい茶園風景2 経産省から追われた元高級官僚の古賀茂明氏だ。昨年の1月7日に招致委員会がIOCに送った立候補ファイルの中に「原発なしでも2020年の電力需要に『余裕で』対応できる」と書かれているそうである。つまり、森や日本政府は世界や国民にウソをついている。

 

IOCに対してか、国民に対してウソをついたことも重大だが、この発言は都知事選の候補を批判するもので明らかに政治目的による発言で五輪憲章違反でこんな人物を組織委員会会長にすることが間違っており、人選をやり直すべきだと。マスコミは何も騒がない。

 

 交付金の話にはまだ続きがある。山口県の上関原発(映画・祝い島の闘い)は福島原発事故によって完全に建設計画は放棄されると誰もが思ったが、安倍政権の誕生で息を吹き返した。未着工である今でさえ、84年以来~10年までに45億円が交付されていると。

 

美しい茶園風景3

美しい茶園風景3  交付金の使途は際限なく拡大され、ウランに使用済み燃料から取り出したプルトニウムを混ぜたMOX燃料を軽水炉で使うプルサーマルへの反対が広がると、「核燃料サイクル交付金」という政策誘導タイプの交付金まで現れた。柏崎刈羽は住民投票でこれを拒否した。

 

 これは(1)プルサーマル、(2)使用済み燃料中間貯蔵施設、(3)MOX燃料加工施設の導入・建設のうち、いずれかを受け入れた都道府県に対して、運転開始までに10億円、開始後5年間で50億円を与えるという交付金である。この札びらは次々と効果を発揮した。

 

 北海道泊原発のプルサーマル導入に関し、やらせ事件の基になったのは言うまでもない。大島氏はこの政策コストは火力の43倍、水力の17倍の政策コストがかかってきたという。原子力は他の電源に比べて特別優遇措置を受け続けてきたのだと。何も知らなかった。

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