1月末に17歳になった息子は、プレイステーション・デビューしました~!笑
娘のボーイ・フレンドが、使わなくなったプレステを50ドルで売ってくれるとオファーして来たので、本人が欲しいので買っていいか?と私に聞いてきました。
いまどきの子供にしては珍しく、この手のゲーム機を与えなかった理由は、息子の性格上ゲーム中毒患者になりやすそうだし、成績をもう少しあげてもらわなきゃ困るのに、こんなもの与えてしまったら、目標が達成できないだろう。プラス、メルボルンの私学にいたころは、自分のラップトップをゲーム機として「しか」使ってなかった彼を見ると、絶対にやらなきゃいけない事を先にやる癖が付いてから!と今に至ってました。
それとは別に、ゲームで殺しゲーム、、、。子供の心にあんな害のあるものは無い!と思ってたところもあるでしょう。が、今回買ったゲームソフトは、BattleField Bad Company2 ぶは~!!! バッキバキの殺しゲーム。。。近所の中古ショップで13ドルで買いました。一緒に買い物に行ったので、「あんたの歳でやっていいって書いてある???」と聞くと、「大丈夫17+って書いてある!」と。。。
彼には、フランクフルトのインターで友達になった、ADHDのとてもユニークなお友達がいて、フランクフルトにいたときは、わざわざ電車で彼の家に遊びに行き、週末にエアソフト・バトル大会を、これまた他のインターの生徒としていました。主人の着なくなったユニフォーム(迷彩色・昔タイプのグリーン系)を引っ張り出して、自分のエアソフトと着替えをボストンバッグに入れ、電車に乗るんですから、注意事項を何点か言いました。「けして、ボストンバッグの中身を電車の中で出すんじゃないよ!ヘタすると、ポリスに撃たれるで!」 「軍服は着て歩いちゃダメだよ!これまたテロリストに撃たれるから!」(その頃、丁度、フランクフルトのエアポートで、米兵がテロリストに殺されたので。。。)
そのお友達のお父さんは、とても仕事が出来る方のようで、今は某社の社長さんと聞いています。なので、フランクフルトにいたときも、彼のうちは、田舎のほうにものすごい大きな敷地の家を持っていました。そうそう、もともとはEUシチズンでアメリカ人。今はイギリスにいます。ロンドンのプライベートスクールに通っているらしいです。彼の叔父さんだかは、スペシャルフォース(米軍)の人だそうです。笑 そんな影響で彼はものすごく、この手のミリタリー(殺し)ゲームが大好きらしいです。と言うか武器が好きなようですね。
危ないと思いつつも、お父さんを見る限り、危なさそうな感じもせず、逆に凄くいい人そうなので、心配ながらも一緒に遊んでもらってました。息子も、彼には、おかしなこだわりがあるものの、ADHD特有なものだと思うし、いいヤツだと思うから、大丈夫。と言っていたので、信じる事にしました。色眼鏡で見てはいけないなと思うものの、変な事件が重なるので親としては心配。しかし、案の定何事もありませんでした。
そういうわけで、ご無沙汰している彼と、このゲームで一緒に遊ぶ約束をすでにしてると聞いて、結構社交的なのね。。。とあきれる私。。。
昨晩、シニアのコースを決めるので、ゲーム中の息子に話をしながら、そのゲームを観察してました。その前に、娘が、「殺しゲームなんて、絶対に私は出来ない!気持ち悪い!」と言っていたので、私も見ていて、なるほど、結構気持ち悪いかも。。。と思い、息子に聞きました。「ねぇ、殺すのもキモいけど、殺されそうになる時、ドキドキしない?それが、良くないよね。」 「そうそう、俺も小さい時はそう思った!」(どこかでこの手のゲームをするチャンスがありますよね。トホホ)
なるほど、対象年齢が17+の意味はここにあるのかと、、、精神的に良くないので年相応になってからこれで遊んでね!って言う事なんでしょうね。しかしだ、フランクフルトからアメリカに帰ってくる飛行機の中で、見るからにゲームギークなメガネかけた子供が、この手のゲームを自分のラップトップでやっていました。これまた見るから、軍人のうちの子。息子が、「あのゲームはあんな小さなガキがするゲームじゃないし。。。」(内心羨ましいw)と、言っていたのを思い出しました。ゲームの対象年来は侮ってはいけないよなって、思いますよね。どんな障害が後から来るか分かったモンじゃない。目が悪くなるだけなら良いですけど。。。
なわけで、ゲームを厳しく取り締まって大正解だったと思ってます。今なら、「週末だけって、約束したやん!この約束破りが~!」といえば、すぐやめますのでね。笑