カタツムリ 14日(金)快晴。世界中の異常気象を耳にしながら、ここは別天地ですねえと話しながら青空にそよ風の下でテニスを楽しんだ。一昨年の冬以来、二度目のカラスを見た。テニスコートの上空を2羽で舞うのだが、鳴きもせず、近くの森に消えていった。
日本にいると、このカラスの鳴き声やゴミ漁りにいらいらすることが結構あるが、当地ではそれもない。一昨年はアパートのゴミ集積場の近くまで来たが、ゴミを漁る様子もなかった。調べてみると、ハシブトガラスとハシボソガラスの2種類で前者が日本に多く肉食、雑食系だと。
東南アジアは後者だと解説されているが、私の経験では中国、韓国、タイ、ベトナムでもカラスを目撃したことはないし、鳴き声に悩まされたこともない。タイやベトナムなどゴミの管理はいい加減だから、カラスがいたらひとたまりもない。日本が特に多いのは間違いなさそうだ。
焼きそばも具だくさん 江戸末期、高杉晋作は「江戸はカラスが多く、うるさい」と書き残している。昔から多いのだ。当地の長期滞在者の話では当地の烏は木の実を食べているという。嫌われ者でもないのだ。山の中だから野鳥や蝶の宝庫でもあり、それを目当てに来られる人も多いと。
冬季オリンピックはマスコミが騒ぎ過ぎて、選手にプレッシャーになっていないか。世界の先進国にはスポーツ省や文化省、余暇省を持ち、スポーツの選手強化や伝統的な文化芸術の振興に多くの予算を使って支援する。日本はOECD諸国中その点でも最下位である。
それなのに、大阪の橋下市長に代表されるように、財政再建に名を借りて、削減を考える対象が文楽などの伝統芸能への補助金であり、老人医療、バスなどの補助金カット。これが政治家の意識レベルだ。こういう輩に限って、オリンピックだ、金だ、銀だと騒ぎたてるのだ。
煮込みラーメン ネット上で明治天皇の孫(側室系)を自称(事実だが)し露出している竹田恒泰氏(父は前オリンピック組織委員会会長、本人は皇国史観に基づく女系天皇反対や嫡出子相続差別撤廃反対、在日朝鮮人への批判などをやっている)メダルを取れなかった選手を批判。
日頃の言動に相応しく、選手に対し「メダルを噛む行為はメダルを侮辱するものだ、国歌は聞くものではなく、直立不動で歌えとか、果ては「負けた時のコメントとして、楽しかったとか、思い出になった」はあり得ないと。理由として国費で派遣されているからと。
恥ずかしいような国費で選手にそんなことを良く言えたものだ。だから、彼を信奉するネトウヨなどがメダルを取れなかった選手に「税金泥棒」などの罵声をネット上で浴びせている。竹田や森の頭の中のオリンピックは国威発揚、日の丸掲揚しかないのだ。オリンピックはスポーツを真に愛する者が、選手を応援し、一緒に楽しむものではないのか。
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