24日(月)快晴。トラベルはトラブルだと誰かが言ったが、今回のスリランカ行は最初からトラブル続き。9時半のバスだが、早く出ることもあるからと、9時にバスステーションに着いた。チケットを見せたら、お客はあなたたちだけで、このバスは出ないという!
何!?冗談じゃない。チケットを売っておきながら、バスが出ない?あり得ない。「ノーピープル、ノーバス」ときやがった。俺はピープルではないのか!「売ったのは私ではない」これで切れた。いつも態度の悪いマレー人のスタッフにすごい剣幕で怒鳴りつけた。
「もし私が飛行機に乗り遅れたら、君は飛行機代を払うのか!」流石に青くなって、何か電話で多分会社と話し合っている。そのうち白人のカップルも来た。スタッフは話をつけたらしく、10時35分にバスが来ると。40分になっても来ない。言えば、Don’t worry?
結局、55分に来たが私が契約した会社ではない別の会社。シンガポール行きのバスのようだ。つまり、われら4人を別の会社と交渉して乗せたということのよう。その女性スタッフは飴をなめてと差し出したが、無視した。本当に空港行きだったら、と冷や汗が出た。
トラブルはまだ続く。2時間走ったところで、ガソリンスタンドに入った。トイレ休憩も兼ねたのかと思って、乗客10人近くは思い思いに用を済ませた。15分ほど走ったと思ったら又、ドライブインに入る。運転手は一番先に降りて、どこかに消えた。何の案内もない。
フランスから来たという若いカップルに何時出発か知っていますかと聞いたら、知らないという。結局40分も停車。外で待たされた。その間、このカップルの男性と会話。タナラタに沢山日本人がいたが、みんなお金持ちですねと言うので、それは違うと話が弾んだ。
自分はと聞けば、私たちは2週間の休暇で来て、これからマラッカに一泊して明日はKLから帰国だと。2週間は最低で、普通は5週間の有給休暇をとると。その間の仕事はどうなるのだと聞けば、みんな会議で仕事の埋め合わせをやって、みんなが休暇をとるのだと。
貴方の国の方が余程金持ちだと。日本は最大で一週間だと言ったら、それじゃ何のために働いているのか分からないじゃないかという。私はその通りだと。だから、今タナラタのいる200人近い日本人はみんなリタイア組なのだと言ったら、ようやく納得してくれた。
市内に入って某ホテルの前で一人の乗客を降ろしたら又動かない。40分も経ってリムさんに電話したら、すぐ近くにいるから、迎えに行くと。まったく!なんということだ!ドライバーに聞けば、ここで乗る3人の乗客を待っていると、じゃあ最初からそう言えよ!
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