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決断の時~Art School と18歳の子供

うちのお嬢さん、迷ったあげく、やっと答えが出せたようですよ。笑


結局、一番近くって、一番リーズナブルで、一番初めに見学にいった、UTが「今の自分」に一番あっていると思ったようです。


親の私も、色々考えれば考えるほど、娘の出した結論が正しいように思えてきました。


娘がメルボルンでお世話になった絵の先生や、そのお友達の現役アーティスト(同じくらいのお子さんがいらっしゃる)の方にも相談に乗っていただき、あれこれ、親子で考えましたが、まだまだ、色んな事に興味があり、道を狭める特殊な勉強をする時期ではないと思ったようです。特に素晴らしいアートスクールはそれなりの切磋琢磨があり、こんなのんきな学生には刺激も刺激、ストレスにはならないものの、自分自身がなんだか分からなくなるような、危険性も裏腹にある事に気付きました(親子で)。


なので、もう少し道を極める意味で、ここで初めてアートだけに集中し勉強し、自分自身のアートを確立してから、大学院でさらにアートの勉強のほうが、納得いく結果がでるように思えてきたのです。ラッキーな事に、のんきな事を言える環境に娘はいるので、これはこれでしょうがないのだろうなぁ。と私自身の若かりし頃と比べてしまうと、「ハングリー精神の欠如」と言う言葉が思い浮かびます。笑


まあ、弁護するわけでもないですが、考えてみれば小さい時から3年に一回の引越しで、本人達は難なくこなしていましたが、普通に考えても、ものすごく大変な子供時代でしたでしょうし、そんな忙しい中、将来何になりたいか?と決まっているだけでも良いほうだと思ってます。慣れない学校で、友達を作り、良い成績を修められるように努力し、今までやって来たのですから、迷って当然だと思います。アメリカ人ですが、アメリカに住むのは初めてですし、まだまだ慣れてもいませんし。。。


もう一つは、海外に留学したいと言う事。3校どこの学校にも交換留学はありましたが、UTの留学先で興味のある学校があったらしく、そんなこともファクターになっているようです。


そしてさらに、先に書きましたように、この国で勉強をするのは何も大学での勉強だけではないのですよね。アメリカ人としての生き方、、、と言ったら大袈裟ですが、アメリカでの生活を学ぶ上でも、大きくって、いろんな人が暮らす環境が必要なのですよね。


さて、2校にお断りのお知らせをしなければならないのですが、どうやら娘なりに調べた結果、お手紙を郵便で送るのが一番よろしいようで、今週末はそれを仕上げてもらいます。


折角、オファーをいただいた2校を蹴るなんって。。。私じゃ信じられないんですが、よくよく計算してみれば、どうやっても私学の方が学費は高い!インマチュアーな娘が迷っているなら、では、リーズナブルな方へどうぞ、、、と言っていまいたくもなります。


先日、あれこれ調べていてたどり着いた、インターネットの記事で、とあるシカゴにあるハイランキングの大学に通う生徒のコメントではっと気付きました。


「両親には申し訳けないと思っている、なぜなら高い学費を払ってもらってるから。確かに良い学校ではあるけれど、州立の学校のコースと比べてそんなに大差があるようには思えない。が、とても名が知れた大学。学費はそのprestigeのため多めに学費を出している事なのだと思っている。つまり良いことなのだと理解している。」 と言う感じなことが書いてありました。


なるほど、、、prestigeねぇ。その通りなんでしょう。なので、2校の私立には行きたくない。。。となると、何で?と私は思いました。(お金の心配はしなくていいのに。。。) が、先に述べたように、色々考えれば考えるほど、分かるような気がします。


先週でしたか、お断りをするだろう学校から、奨学金の計算間違いで、毎年1000ドル多めに奨学金を出します。合計1年間に○○ドルです。と言うお手紙をいただきました。

こんな事ってあるんだなぁと、、、余計迷う事、あちらも計算済みなのか?笑 と思いました。さあ決めようかな!と思うと、お断りする1校から、EAで申し込んだので、学生寮を優先的に選べますよ!サイトに行ってお申し込みを~!と手紙がきたり、その絶妙なタイミングに、ちょっとにやけてしまいました。w


と言う事で、決めるまでは色々と考えましたが、シカゴの学校が強く言っていた、「自分にあった学校を選んでね。」と言うアドバイスのもと、UTに行くことに決めたようです。


18歳と言う年齢から、いろんな意味で道を狭めない選択は重要だと思います。UTに行けば色んな学生がいて、その学生からもっと多くを学ぶことも可能ですし、いままで、インターと言う小さめの学校で学んで来たうちの子たちのような子供は、少しずつ大きなな団体の中で、自分の立ち位置みたいなものを見つけるいいチャンスだと思っています。その点、総合大学の大きなコミュニティーは子供たちにとってプラスになる事だろうと思っています。そう考えると、学校のランキング、コース内容、教授法、施設も重要ですが、子供が何を学生生活の中で見つけるかも重要。それもまた、州立総合大学の魅力と言うのに気づきました。


うちは息子も、UTを目指しているのですが、ナーサリーから、大学まで弟と一緒で良いの?と娘に聞くと、「全く気にならない。。。」と言う答えが返ってきました。 本当にわが道を行くタイプなのですよね。笑



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