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NO2650 スリランカ紀行(13)

友人の友人の家に

友人の友人宅で歓迎を受ける 11日(火)安定した快晴が続く。先日のNHKスペシャル「13万5千人の選択」に対し、ネット上で汚い非難が飛び交っている。やじ馬からNHKの番組姿勢、つまり、「逃げた人ばかり追うな」地元に残る人からも、「逃げた人」への批判の声。全く悲しくなってしまう。


 自主避難するかどうかは、その家族、個人の問題であるにもかかわらず、「逃げた人」等の批判は日本人の「個」が確立せず、ムラ社会であることの表れではないか。原発は故郷を奪ったばかりでなく、地域、家族、夫婦、友人関係をも破壊しつつある現実がある。


 13万5千人は原発からの避難に限った話であり、朝日新聞が警察庁等のデータを基にまとめによると、昨日現在で全体の避難者数は26万7419人に上るという。つまりは原発からの避難者が全体の半数以上を占めているのだ。東電よこの現実を見て責任を負え!


夜遅いのに・・・
夜遅くに・・・  連日、原発立地の大熊町や浪江町の様子が放映されているが、涙が止まらない。安倍など涙など出まい。立派な家がそのままあるのに、荒れ果て、放射能のせいで戻れない。責任ははっきりしている、東電所有の原発が爆発し、放射能に汚染されたのだ。住民には完全復元請求の権利がある。


 寺院を出発したのが7時半過ぎで真っ暗、今日の宿泊先であるPさんの友人の家、ルワンも知らない人だという。見ず知らずの友人の友人の家に外国人を案内するばかりか、泊めるという行動思考が分からない。それを言うと、学生は助け合うのが当然で問題ないと。


 ルワンはおぼえた日本語「大丈夫ですか」を連発するが、そう言いたいのはこっちの方なのだが・・。すぐ近くなのかと思えば、2時間以上も走る。当然、その家に着いたときには10時を過ぎていた。ルワンは私達のために途中で買った魚の切り身を焼いてくれた。


朝近所の子たちが集まる 
朝集まってきた近所の子どもたち この家族は同じ看護師を目指すPさんの友人の家で、父親は56歳で三輪タクシーの運転手、母親は私の長女と同じ年だった。子どもが3人。親戚も集まって、みんな正装して迎えてくれた。私が買って持参したビールで乾杯。家族の紹介などよもやま話に花が咲いた。


 私たちのために一部屋を明け渡し、運転手さんやルワンやPさんがどうやって寝たのか知る由もなかった。翌朝になったら、近所の小学生らしき7~8人の子どもたちが、みんなきれいな洋服を着て私たちと一緒に写真を撮りたがったので、精一杯応えて撮りまくった。


 父親は私達2人を三輪タクシーに乗せて村の中を走り回ってくれた。泊めてもらうだけの滞在で、恐縮以外の何物でもなかったが、心から歓迎してくれているのがわかり、嬉しかった。日本ではあり得ない関係での交友で、何と表現していいか分からない。


 


 


 


 


 


 


 


 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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