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NO2651 スリランカ紀行(14)

なすび型のスリランカ

なすび型のスリランカ 12日(水)快晴。アジアのどこの国を回っても、政治への不信感を肌で感じる。スリランカは今月末が総選挙で、しかも現大統領はルワンの地元出身だということだったが、選挙に行く気はないという。役人や警察官の不正が横行しており、関心は全くないと言った。

 

 コロンボの市内ツアーを案内してくれたガイド(23歳)は私は選挙に行くと言った。それでも市内の独立記念広場を見学した時は、「この広場は軍人によってつくられました。彼らは内戦が終わって、仕事がなくなったので、公共事業に駆り出されている」と笑った。

 

 アジア諸国の大半が非民主的な独裁政権か社会主義政権で官僚や共産党の腐敗で、私腹を肥やす体質だから、国民の不信を買うのは当然としても、日本は先進国を自称し民主主義国ということになっているが、安倍の発言を聞いても、本質的には腐敗政権ではないか。

 

 東北の復興がらみの発言を聞いても「心の復興」とか「祈念館を」等と言っている。結局、政治家は自分の名声を被災地に残したいだけなのではないか疑ってしまう。NHKは批判の対象であるが、この震災地を巡る連日の特集はNHKならではのものではないか。

 

シーギリヤの要塞

シーギリアの要塞 さて、スリランカの旅の最大の見学地世界遺産のSigiriya(シーギリヤ)はKandyから北へ100キロ足らずなのだが、道路事情その他でかなりの時間を要した。Wikipediaに寄れば、カッサパ1世(477~495年)による建造という。高さ195mの岩の上に宮殿が。

 

 宮殿や庭園、水路、浴場やプール、貯蔵庫などを備えていた。途中の岸壁に英国人によって発見されたフレスコ画(シギリアレデイと呼ばれる)が発見された。それを見るためにらせん状の階段を一歩一歩登りながら頂上にたどり着く。頂上は360度のパノラマ。

 

らせん階段を上る

らせん階段を上る シンハラ王朝時代の話だが、幾多の変遷を経てKandy王国の支配下に入ったらしい。ここでの入場料にも腹を立てる。ローカル6ルピーに対し、外国人は3900ルピー(6240円)こんなぼったくり国家はあったものではない。外国人は欧米人やタイ、中国人もいた。

 

 タイ人の80歳の女性としばし会話。家内はポーランド人の女性3人組に声をかけ、写真を撮ってあげたと。王様とはどの国でも途方もないことを考えるもので、こんな要塞の上に宮殿を築けば安全と思ったのだろうが、20年足らずで異母弟によって滅ぼされてしまう。

 

 見学後は真っ直ぐコロンボに向かうことになるが、途中こぎれいなドライブインに入り、昼食、彼らは辛いバイキング、私たちは辛くない炒飯。さらに、生ジュースを飲みたいと休憩しながら、ひたすら走った。マンゴー、パインなどのミックスジュース。100ルピー安くない。

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