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NO2656 スリランカ余話(5)

初めての外国人と

初めての外国人と 19日(水)久しぶりに青空が戻ってきた感じ。キャメロンはこうでなくっちゃと、みんなで言いながらテニス。今日は元シンガポールのドクターだったというリンさんも参加。引退後、キャメロンに家を購入して何か月か別荘住まいらしい。35年も前の話に花が咲く。

 

 民族や領土問題を巡って、国際情勢がおかしくなってきた。どこの国にも殊更に国の誇りとか民族主義的な対立を煽りたがる輩はいる。欧州ではロシア、アジアでは日本や中国が火種だ。北方領土返還でロシアに媚を売り続けてきた安倍の目論見は狂っただろう。

 

 国民が望まないのに、国のリーダーの誤った選択によって戦争に引きずり込まれる例は嫌というほど歴史は教えている。日本の場合、尖閣列島や竹島という無人島をその材料にしようというから、なお御免だ。当事国がいずれも固有の領土だと主張しているだけだ。

 

子どもたちの表情は明るい

子どもたちの表情は明るい 私の見るところ、双方の主張に確たる根拠は見いだせない。特に竹島は分が悪い。だから、長年の論争になってきた。そもそも、石原慎太郎元都知事が尖閣を都で購入という挑発的な手法で当時の野田政権を煽った結果、野田政権が国有化に追い込まれたことによる。

 

 多くの国民は竹島・尖閣領有のために、韓中との戦争を望むだろうか。国民が口にしにくいことをいいことに、民族意識を煽りたてる安倍政権の手法だ。紛争前の棚上げにした上で、時間をかけて双方の主張を出し合うしかないではないか。一方的に領海侵犯を言い立てて、軍備増強の理由にはさせてはならない。

 

 今朝、再放送だが、日本の狂言師だという若者がスリランカを自転車で旅した番組を観た。各地で人々の親切に出会い「困った人を助けるのは当然」という言葉に遭う。私たちは「困った人々」ではなかったが、ルワンの家の親族はともかく、見知らぬ人々の親切に戸惑うことが多かった。

 

シーギリアレデイを背に

シーギリアレデイを背に 旅の終わりに、ルワンは私たちは間違いなく村に初めて迎えた日本人だと言った。その珍しさもあったのかもしれないが、誰一人迷惑そうな表情で迎えられたことはなかった。普段は野菜中心のカレーが多いという食事も魚や鶏などをふんだんに使った精一杯のおもてなしだった。

 

 第二次大戦中、日本軍がスリランカまで攻め込み、占領することはなかったが、イギリス軍が戦後の独立を餌に、南アジアの国々からタミール人を中心に召集し、ここマレー半島を中心に最前線に送り込んで戦わせた歴史はある。それが感情論として残っているかどうか。

 

 私もスリランカは紅茶以外に教えた記憶はないし、今かの国では日本がどの程度取り上げられているのかどうか、聞いてみるべきだった。トヨタやドラえもん、味の素の国程度だろうか。子どもたちが精いっぱいの笑顔で私たちに向けた眼は羨望の眼にも見えた。親切が身に染みる旅だった。

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