昨日、UT Austinの学生寮の見学に行きました。息子も来年ここに申し込みを出す予定なので、今回は一緒に連れて行きました。
この学校の学生寮の一番気に入ったところが、食べ物でしょう。なんたって、寮のビルディングにはバッフェはあるし、カフェはあるし、フードコートもあるし、ファーストフードショップ、コーヒーショップと、一瞬、ショッピングモールの中にいるような気分になります。
私達は3つのビルディングのツアーをしましたが、この学校には、15もの学生寮のビルディングがあります。部屋自体は中流家庭の子で自分の部屋のある子供でしたら、ものすごく狭い印象ですが、主人曰く、寮って言うものはこんなものと言う事で、「寝に帰って来る場所」と思えば、こんなものなんだろうと思います。私も長年海外の住宅に住んでいたため、狭い部屋と言うのがありえない!って感覚になってしまったようです。狭い部屋は息苦しく感じました。
ですけど、そんな風に私のように思う子供がほとんどなんでしょうね、スタディールームやマルチパーパスラウンジ、コンピュータールームと部屋から出て何かできるところがあるので、勉強をあんな息苦しい部屋でしなくってもいいわけです。なるほど。
寮選びで一番のポイントはバスルーム。コミュニティーバスルームを使うか、自分、または自分たち専用のバスルームを使うかでしょう。コミュニティー・バスを利用する利点は自分達で掃除をしなくってよいところ。掃除が苦でなく、やっぱりバスルームを皆でシェアするのはちょっと、、、と言う子供は、バスルーム付きにしたほうがいいと思いました。うちは出来るならコミュニティー・バス以外を考えています。
あと、窓の大きさも選ぶポイントかもしれません。部屋によっては、小さな窓が一つしかなく、牢獄みたいで気が狂いそう~!と思いましたよ。w できる限り明るい部屋のほうが気持ちいいでしょうね。プラスルームメイトのインテリアの趣味。。。これが以外にも気に触るファクターなような気がしました。ウェブサイトの写真を見ても分かるのですが、まあ、学生ってどうしてこんなに、ごちゃごちゃした部屋で平気なん?って思うほど、必要なさそうなモノが、ごちゃごちゃと、コレクションだか、なんだか知らないけれども、アンバランスに所狭しとモノが置かれてる部屋。。。私はこれに耐えられなくなりそう!と思いました。色もそうです、色も。。。どぎついピンクなんか使われた日にゃ。。。ゲ~~~って感じですよね。ルームメイトはベストフレンドが良いというのはうなづけます。同じインテリアの趣味でないと、部屋がくつろげるところでなくなりますよね。笑
娘はこの高校に日が浅いのでベストフレンドはいませんし、友達がいてもUTへ行かないのでルームメイトを探して一緒に住むことになります。オンラインのサーベイで質問に答えマッチした生徒同士がイーメールで連絡しあい、これはなかなか良いマッチと本人たちが納得した上でルームメイトとして一緒の部屋に住むらしいです。娘曰く、サーベイの質問以外に、その人の趣味がわかるような自己紹介欄を作ればもっと探しやすいのに、、、と言っていました。
心配していた息子のピアノですが、各ビルディングに必ず一つはピアノがあってそこで自由に弾けます。うちの息子みたいな子供は意外にも沢山いるのだろうな。。。と思いました。問題はヘッドホーン付きでないところ。なので時間が決まっています。キッチンも各ビルディングに1つキッチンルームがあります。
そういえば、各部屋に冷蔵庫と電子レンジが付いてました。ホッ。これで飢え死にする事はないだろうと思ってます。食べ物が合わないので食べたくないから自分でご飯炊きたいという時は、これでOKですよね。コーヒーメイカーも持ち入れ可のようですし、ビジネスホテル級のラグジュアリー?はありそうです。w
そんなこんなで、シカゴの学校の学生寮に比べると、部屋の広さ自体は劣りますが、その他のものがよいので、住めば都になる事間違いなしだと言えるでしょう。
おお、フードコートのサンドイッチコーナーのオバチャンもナイスでしたよ~。ようこそ!と言われ、生徒が元気ないときは勇気づけてるから!私達は生徒の面倒をきちんとみてるよ!安心して!って言われました。笑
とにかく、いい印象が沢山ありました。けど、質問はしませんでしたが、ビルディングの中、外と、なぜか、ピンクとブルーのコンドームがポロポロと落ちてました。www 何でだろう?と思いながらも、たぶんふざけて誰かがやっているのだろう。。。と思いました。掃除しとけよ!と思いますがね。w
学生寮のセキュリティーは年々強くなっているようで、IDカードをスワイプして入る形式のドアがありました。主人曰く、アメリカの大使館・領事館のシステムと同じものを使ってるらしく。セキュリティーの面で安心出来ますね。
自分の寮以外にゲストとして入るときは必ずサイン・インしなければならず、男子は必ずエスコートがそばにいないと通路に一人でいられないようです。これも大使館のルールと大変にています。ビックリ。
大使館では職員もセキュリティーのため持ってるIDカードによっては入れないところもあり、そんなところは、セキュリティークリアランスを持った人と一緒に入らなければなりません。主人のオフィスはセキュリティーの強いオフィスでしたので、めんどくさい事に、郵便物を取りに行くのもわざわざ予め、でセクレタリーに電話しなければなりませんでした。大使館のシステムと同じってところが、親としては嬉しいですよね。安心安心。
しゃべりの主人。最後に立ち寄った、ファイン・アートの卒制展示会で学生さんと長話。主人はちょっと自慢げに色々いらんこと話すので、恥ずかしいので遠くから聞いてるのですが、娘がどこそこを受けて、とか話しはじめ、、、シャラップ!と頭で思いながら、早くしろよ!オーラ全開で子供たちと、ああ、また始まった。。。。と思いながら待てました。この悪い癖は、たま~にいい情報を仕入れてくるので私は好きにさせています。
何でも、UTは全て、No.1のクオリティーを目指しているらしく。メディカル・ビルディングを作る計画があるらしいです。そういえば、メディカルのビルディングはないな。。。って事を言っていました。ウェッブへ行くとメディカルスクールは有るのでが、ビルディングはないのでしょうかね。これで、メディカルでもランキングに入ってくると、いっそう魅力的な学校になるでしょうね。そもそもテキサスはメディカル系の学校もいいのが沢山ありますから、どんどん上を目指すべきなんでしょうね。
一緒に見学した家族の中にカルフォルニアから来た家族がいました。私は常日頃から思っていましたが、どうしてUC?と思うのです。そりゃ、CAの住民にしては憧れのUCでしょうけど、UTのほうが全てにおいてリーズナブルで、暮らしもこっちのほうがのんびりしてていいように思いますが、、、。この人達は賢いな、と思った瞬間です。
私達はテキサス州民ですので、Out of Stateの奨学金ルールについては知りませんが、もし、奨学金が出るようならUCへ行くより、UTのほうが良い様に思います。ランキングにこだわる人には及びでないんでしょうけど、UCがダメで他州だったら、IL Stateを選ぶより、絶対UTだろうとは思ってます。ILは冬寒いですから、そういった点でもUTのほうがCAからの住民には合う大学のような気がします。
州の財政を良く見ながら受験されるほうが良いと思います。確かにイリノイ州立大学は優秀な生徒でなければ入れないという感じがしてよいのですが、州立の馬鹿デカイ大学に行くなら、施設を重視するべきだと思ってます。教授の人数やコースの豊富さもっ需要です。つまり財政難は大学にも影響を与えるものだからです。その点UTって学費の金額とそれらがバランスが取れていて、他州と比べれば良い方だとと思っています。Best Buy的といったら言い過ぎかもしれませんが、そんな感じがしてます。
結局息子にもUTに行って欲しいなと思う理由はここなんですよね。折角テキサスにいるなら、リーズナブルな学費で大満足の行く学校がすぐ近くにあるなら、他なんか目に入らないんですよね。これが正直な意見かな。息子もUTに行きたいといってますし。。。
こんなに沢山、大学から案内が来ていますが、今年も申し込みは3校ぐらいでよさそうです。
それくらい、うちはこの学校が気に入っています。と言うかテキサス州立が気に入っています。
高校の先生達は残念がりますが。。。笑 (私立の有名大学のほうが聞こえが良いからねぇ。。。)
ブランドにはこだわりませんね。質です、質。