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NO2670 日本人の歴史認識を問う(3)

*写真は再びスリランカ

出勤前路上でハーブテイ

朝出勤前に路上でハーブテイ 2日(水)晴れ。雲が広がりやすくなった。キャメロン会にはいろんな能力をお持ちの方がいらして、昨日は3時から、事務局長さん宅で「市川覚ハーモニカコンサート」に寄せていただいた。日本ハーモニカ協会の会員で、マレーシアでも演奏活動をされている。

 

 市川さんは挨拶で、「家族が健康であるとか、理解がある、支えがあって私たちの遠く離れての幸せな生活がある」と。25人ほどの参加者は頷き合いながら、幸福を売る男、トロイカ、埴生の宿、故郷を離るる歌など10曲の演奏に耳を傾け、心豊かな時間を過ごした。

 

 産経新聞のあまりにしつこい慰安婦問題に関する記事が私の義憤に火をつけた。読者の中には私の駄文などとうにご存知の方が多いことは承知の上で、若者たちに訴える気持ちで向かっている。橋下やNHK会長籾井某の慰安婦の証言を侮辱する発言は許せない。

 

旧国会議事堂

旧国会議事堂  日本は昔から、文書偏重で「証言」を軽視する傾向がある。逆に言えば、文書さえ残さなければ、証拠逃れが出来ると思っている。新潟県史編纂の過程でも、中津川事件という朝鮮人虐待の証言を外そうとした。高校教師が丹念に聞き取った証言集だったのにだ。

 

 海外では例えばシンガポールは私の記憶に誤りがなければ、1980年代(教科書問題が国際問題化した時)「オーラルヒストリー局」(戦争中の日本軍による検証や虐殺の証言)を設置し、記録として残そうという部局が政府内に設置され、今も活動が続いているはずだ。

 

 日本の教科書問題が国際問題化した際、日本側の5万人や10万人の証拠を示せとの主張に蔡史君女史などの近現代史研究者や卓南生氏等ジャーナリストが働きかけてできた部局である。日本のように戸籍制度のない国では、殺された人を確定するのは容易ではない作業である。

 

新旧入り混じる建築物

新旧入り混じる建物  日本では中央大学の吉見義明氏や関東学院大の林博文氏など慰安婦研究の第一人者らが中心になって「FIGHT FOR JUSTICE 日本軍『慰安婦』-忘却への抵抗・未来の責任」というサイトを立ち上げたことは以前紹介したと思う。

 

 今のところ韓国、インドネシア等7か国12人の証言集を載せている。私が前号で、慰安婦制度があったのはナチスと日本だけと断定的に書いたのは、実は林博史の調査に基づくものである。どこの国にもあった買春宿と軍の慰安所は全く違うと。

 

 日本にも公娼制度はあった。これも1930年代に国際連盟を中心に批判が高まり、日本も廃止に動いていた。その動きに逆らう形で導入されたのが「慰安婦制度」だったと林教授はいう。産経が日本の恥を世界に発信するなら私も手伝わせてもらう。

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