娘の大学も一段落つきましたので、昨日から息子の大学はどこがいいのか。。。とあっちこっちをネットサーフィンしてます。
シニアのコースで音楽APをとらずエンジニアリングの2ピリオド連続のコースを選んだのですが、やっぱりAPのChemistry、AP Bioを入れればよかったかしら?と思っています。が、もう次はシニアですからどうでもいいのかもしれないし、こんなに沢山APを入れて、アップアップするよりも、どの分野のエンジニアにするんだか、定かではない息子には、これでいいのだろう。。。AP Cal BC、AP Phy C、AP Chem、AP Bio、、、大変すぎるよな。無理無理。。。と逆戻り。
そう考えてると、息子が珍しくヘッドホーンをはずし、ピアノを弾き始めました。いつもはヘッドホーンつけて、カチャカチャとペダルの音だけが聞こえてくるのですが、、、相変わらずよく動く指は、天性なんだろうな。と、思い感心していると、ああ、そういえば音楽でマイナーって取れるんだったよね。と早速、調べ始めました。
面白い事に、息子と同じような子供っているんですね。インターネットを検索してすぐ出てきました。しかもElectric Engineering志望だそうです。似てる似てる。w よくよく考えると、そういう人達の頭の使い方は似てるんでしょうね。
娘に比べると、息子はスローデベロッパー。小さい時は、たいじょーぶかー?って感じの子供でしたが、それでも、へ~と思う瞬間が何回ありました。これが、「お母さんのAha! Moment」です。
1.最初の私の、Aha! は、息子が積み木で遊んでいる時、何かを作っているのですが、一つの積み木を加える事で、何かできる!と私達大人からでも分かるように、息子のAha!Momentをみていました。一度置いた積み木をくるっと、回して、息子は言います。Look! It's a rabbit! と。。。
それを一緒に見ていた友人が、「○○って、頭良いね。」と、お世辞も入っていたのでしょうけど、私もそう思ったと言いました。 これが単なる偶然ではなく、やっぱタレントだったんだと分かったのが、それから7年後、ADHDの疑いがかかった、小学校の5年生の時。知能テストで、3Dの認知?のカテゴリーは飛びぬけて優れてました。年齢で言えばそこの部分だけが17歳の平均でした。(こういう男の子も、実はたくさんいるんですよ!珍しくはないらしいです!理系の頭です。英語出来ませ~ん。w)
もう一つ、あります。オンライン・テトリスで一瞬だけ世界で9位!と、これまた、凄い記録(どこが?暇なだけ?w)を出しました。こんな息子なのでスーパーの袋詰めはテトリス・スキルできちんと袋の中にグロサリーを入れることが出来ます。笑 ワザ
このスキルはどう使えるのかはまだ謎ですが、(スーパーのバイトだったりしてw) 今のところ、エンジニアリング・デザインのCADを使いこなすのが上手いそうです。
2.二回目のお母さんである私のAha!は、自転車。なんとヤツは、1日で自転車に乗れるようになりました。私の助けは一切無し。転がっていた、補助車輪をはずしたばかりのチャリを勝手乗り、勝手に練習を始めました。まだ3歳だったと思います。玄関前のパーキングスペースで、ぐるぐると一人で練習し、4時間かそれ以上。しまいには、くるくると自転車に乗ってました。その間転んで泣く事も無く、何回も何回も、足を着いては、またやり直し、みてるこっちが目がまわりそうなくらい、グルグルと半日。
へ~、結構根性あるのね。それに、自分で乗りたいと思ったら乗れるのね。それは凄い!と、ここで気が付いたのは、「ああなんだ、ご本人がどうしてもこうしたい!と思えば出来る人なのね。では、あまりうるさく言ってもしょうがないわね、本人が気が付けばやるのでしょう。。。」と息子に対する根本的な教育方針を変えました。しかし、、、やりたくない事はやらない。。。全くやらない。。。と、気が付くまでに、ここから5年はかかるのですがね。笑 今も全く同じで、「ヤベぇ!」と思わなければやりません!教える私にスキルが無かったのでいまだに苦労しています。w
3.キンダーの時の話。学校の音楽会での事、ADHD間違いなし!みたいな息子が、PVCパイプで重要かつ難しいリズムを担当していたときのこと。一緒に見に来ていた奥さんに言われてはじめて気付くんですが、コンスタントに間違えなく、ずれなく、リズムを刻めるのですね。ほ~そんな才能が。。。早速、近所のピアノ教室(歩いて1分/ご近所さん)でレッスンを受ける事になりました。
それから、引越しがあり、数年のギャップを経て、突然ピアノを弾き始め(やりたければやる。です、はい)、電子ピアノに録音されている、バッハの曲(インベンションの1?)を何回も聞いては弾き、聞いては弾きで半分仕上げる事ができました。お華に来ている生徒さんに、バッハの楽譜を貸してもらいましたが、案の定、読めない。じゃあ、またピアノを始めるか?と聞くと、そうすると言うので、これまた知り合いから教えてもらった、息子に似た感じの先生(才能があったが遅咲き音楽家)に教えてもらう事にしました。先生曰く、「バッハはバッハだけど、指がバラバラね!w」 そうです、耳コピ、テキトーで弾いてましたので。。。私自身は音楽は全く教えられませんので、指がバラバラって言う感覚も分かりませんでしたけど。。。w
そんなこんなで、お母さんである私のAha!モーメントを上手く活用することで、息子の才能開花のお手伝ができたと、最近気が付いたんですね。見逃していたら、ピアノは弾けなかったでしょう。実は見逃されちゃった子供って沢山いそうだなって思うんです。親が忙しかったり、私のようにバカ素直でなかったり。。。諸事情の方にフォーカスがいってしまって、子供の才能なんって。。。ってなってしまうと言うか、何と言うか。。。
でも、私は思う、子育て中のお母さんのAha! Momentを侮るべからず。ですよ~!将来何になってもよいけど、これとこれと、あれは、俺得意!って言うのがあるのは、子供自身、自信をもてますし、何より楽しんで生きていけますから。Aha!を大切に!そして行動を!
娘の時もAha! はもちろんありました。4歳の時、クリスマスカードにイタズラ描きした、雪の結晶。一目見て、びっくり!どこで覚えたんだ!と。鉛筆に握り方も怪しいのに、、、。雪の結晶のデザインをどこかで見て、それを頭に記憶し、描き起こせる能力(観察力)が4歳児にあるのは凄い!と思ったので、その後は、好きなように、好きなだけ画材を与えて描かせました。出来るだけ、絵画教室にも通わせました。それが今、こうですから。母のAha! は大事ですよね。笑
そうそう、もう一つ、たぶんこれは、たまたまで、副産物のタレントなんですが、息子が計算機が早く使えるのは、ベネッセの付録の、「掛け算マシーン」のお陰でしょう。「デラーックス!」と掛け算が正解だと音がなる、掛け算特訓マシーン。実は娘の付録をゲーム好きの息子が横取りして、当時G1だった息子は、なんと、習っていない掛け算を、そのマシーンで覚えてしまいました!笑 ゲーム好きが高じて、ゲームの攻略本で日本語を覚える子供がいると、日本語の先生が言っていましたが、まさにそんな感じ。子供の脳は凄すぎる!(羨ましい)
ピアノで指が早く動くし、この掛け算マシーンでボタンの押し方を覚える。。。UILのCalculatorのスコアーが良い理由はここにあると思っています。笑