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NO2696 国民が安倍政権を支持する不思議

朝の散歩コース
朝の散歩コース 29日(火)晴れ。腕も回復してきたので、ようやく冬タイヤを交換し、庭いじりに精を出す。安倍首相は又意気揚々と欧州めぐりに出かけて行った。イギリスと防衛協力強化を打ち出し、フランスとは高速炉の推進をうたいあげるのだと。やりたい放題である。

 

 最近は経済と軍事力増強の話ばかり。先日安倍は英紙エコノミスト主催の講演会で「Japan is a country that changes dramatically when the time comes」と世界に発信したという。つまり、日本は時が来れば、劇的に変わるというわけだ。世界はどう読んだか。安倍は経済成長を言いたかったらしいが・・・。

 

 毎日新聞のコラムニスト山田孝男氏がこれを取り上げている。日本は竹島・尖閣、歴史認識、集団的自衛権をめぐる争論の渦中にいる。「富国強兵、世界大戦への逆走かーと警戒されてもおかしくない」と。そして、70年代の米中秘密交渉の米側の記録を紹介している。

 

朝の散歩コース2
朝の散歩コース 周恩来とキッシンジャーの会話録である。「日本は、やろうと思えば軍事機構を膨張主義的に行使する経済的、社会的土台を持っています」「日本は大々的に再軍備すれば、やすやすと30年代の政策(昭和の戦争)を繰り返すことができるでしょう」(キッシンジャー)

 

これに対し、周恩来は「日本は余りに大きくなりすぎて、自分だけでは収まりきれなくなっています。野心的な軍国主義者は勢力を伸ばしつつあり、軍閥的精神構造も・・」「日本の大きな欠点は政治家の一部が近視眼的なことです」米国べったりの外交でいいのか。

 

 当時、敵対国同士であった米中が「時が来れば大きく変わる」日本への疑念をぶつけ合って意気投合しているのだ。近視眼的な安倍に「地球は有限で人類が全て先進国の豊かさを享受できる展望はない。なのに経済成長が第一という発信は未熟だ」と山田氏は批判している。


登校中の女子中学生 
登校中の女子中学生 後日じっくりと取り上げたいと思っているが、日本の竹島や尖閣諸島の「固有の領土論」を中韓以外の国がどう見ているかさっぱり報道がないと思っていたら、28日付日報が「英、日本の尖閣領有に疑問」との見出しで71年に「日本、中国のいずれにも領有権を証明する歴史的証拠はないと判断、どちらも支持しない」と決めていた事実が英公文書で分かったという。

 

 日本政府は一方的な主張を世界に向けて発信し、教科書に無理矢理記載させ、アジアでの緊張関係を作り出している。結局日本という国は明治以来の「脱亜入欧」の国家の基本方針を変えていないということだ。アジアの一員でありながら、顔は常に欧米の方を向いている。アジア人から黄色いバナナと揶揄される理由である。そんな安倍政権を国民は支持し続けているわけである。中国、韓国と再び戦うことだけは御免こうむりたい。

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