4日(日)毎日歩いても、どれほど歩いたかが分からない。ドラッグストアでオムロンの少々高額の万歩計を購入。早速試すべく今日はいつもの松林を左折、大学方面に歩く。大学の北門まで出て、構内の吉野桜を愛でながら帰宅。2時間、12244歩。歩き過ぎたな。
帰宅してネットニュースを点検。とんでもないニュースを見つけた。事態はここまで来たのか。新潟日報をチェックして見たがどこにも載っていない。昨日の憲法記念日の護憲派の集会を千葉県の白井市が「政治的中立を損ねる恐れ」を理由に後援を拒否したというのだ。
さらに調べてみたら、白井市の2月市議会で保守系の古沢由紀子市議が「9条の会主催の集会」を批判する質問をやったことをきっかけに、市は後援規定の中の「政治色」を「政治的色彩」とあいまいに改定して今回の決定にいたったと。この古沢市議は最右翼で有名な元西村慎悟衆院議員秘書を経て産経新聞記者、市議となれば納得だ。問題なのは、一市議の質問に怯えている自治体の無様な姿だ。
新潟大学の裏手に出た
教科書採択と同じ手法で自治体に圧力をかけるというやり方である。同じ手口で全国に広がりつつあるというのだ。NHKの調査では、同様にして後援を拒否したのは、県レベルで長野、茨城、福岡、京都、市レベルで神戸市、鈴鹿市、千曲市など14自治体に及ぶということだ。安倍政権の顔色をうかがう自主規制だ。
そもそも、公務員の集合体である自治体が憲法99条を無視して「政治的中立」を理由に集会の開催にブレーキをかける?集会結社の自由の規定にも反する憲法違反の由々しき事態ではないのか。憲法改正について、自治体はむしろ、積極的に賛成、反対の議論の場を提供すべき立場にある。
安倍政権の強引な政権運営がこうした政権の動きを覗う日和見的、迎合的な自治体の動きを生み出していることは明白だ。上や周りに倣うことが自分の身を守ることになるという風潮はまさにファシズムそのものだ。このシリーズで紹介している中学生の批判の声でもある。
学生寮が見える
「私はとても変わり者だとよく言われます。周りに流されるのがとてもきらい。10人前後のグループになってゴチャゴチャしているのを見るとイライラするし、周りに合わせてばかりいて可哀そうと思う。私は自分の性格を誇りとして、この先生きていこうと思う。(女子)
「流される、っていうのが凄く引っかかった。私もそういうことがよくあるし、それに今の日本は『普通』にこだわりすぎていると思う。いつも誰かがいないと不安になるし、自分の意見を言おうと思っても、他の人の反応が気になって言えないと思う。言えたとしても,自己中心的だとか、わがままだとか言われると、もう二度と言いたくなくなる。そういう廻りの雰囲気が悪いのかな。(女子)
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