くだらない話です。
College Boardからテストの前の日はゆっくりと休息を取りテストに望みましょう。。。とお知らせが来ますよね。もちろん普段からの生活態度がきちんとしてないといけないわけですが。。。
私も少しでもスコアーが上がればと、気をつけてることがあります。それは食事。
前日は本人が好きで、栄養のバランスがとれ、食べやすいものを夕食にします。夕食は、遅くても8時まで、寝る時間をコントロールするのが一番難しいのですが、遅くっても11時には寝てもらいます。翌朝は出かける時間を設定し、その時間より1時間早く起きてもらいます。(事前に起きなければならない時間を言っておきます)
ここで、そんなことまで親が。。。と反論が出るでしょうけど、理由は簡単。アホな子供はどうしてかと理由を説明し、体のつくりから、頭の働きから、論理的に説明する事で、どうしてそうしなければならないかを、頭で理解してもらわなければなりません。
ちなみに娘はこんな事説明しなくっても、日頃から危機感を感じやすい性格で、万全を期するタイプです。私は特に寝る時間も起きる時間も言う必要はないのです。出かける時間を言えば自分で時間を調整できます。
かたや、息子はこういうところに問題がある子で、理数頭のロジカルな性格は理由を欲しがります。どうしてそうやらなければならないか?と常にそっちのほうが大切で、簡単に「そうしたほうがいいから」が効きません。めんどくさい子供です。だから自分の考えが先にたつので失敗が多いです。
とりあえず、何回か失敗させて、私の理論を試してもらいます。私が正しいと言う証拠が出ればこっちのもん!言う事を聞いてくれます。これはなんと主人もそうです。この手の人間は教えるのにうんと時間がかかるタイプで、先生の嫌がるタイプだと思います。だから主人の子供のときの成績は、A,BよりCが多かったのでしょう。要するの頭の中身が幼いのです。私が教師なら、見捨てます。笑 自分で考えろや!ボケ!と思います。
私も今時間がないので、しょうがなく、神経を麻痺させて気長に取り組んでいますが、こんなにわさわさした人生(生活)でなかったならば(同じ土地にずーっと入れたなら)こんな事は今の時期してなかったでしょうね。この辺が後悔でフラストレーションがたまるんですね。私にはどうする事もできなかった問題ですからしょうがないですけど。
ま、それはさておき、問題を解決しなければなりませんので、問題に取り組むわけなんですが、私が言っても勉強はしないのでその辺はとっくの昔にあきらめてます。が、食事は私がコントロールしているところで、これは意外にも利用価値ありの特権かと思っています。
こういう子供に限って、食べ物の好き嫌いが多いものですが、それを逆手にとって前日の夕食は好きなものを与えます。そうすればよく食べてくれますし、文句も言われなくってすみます。栄養面に関しては彼はベジタブルが好きなので、その辺は難しい事言わなくっても食べてくれます。バランスがいい食事は小さいときからの習慣ですので、この辺は苦労なしです。
子供が遅くまで起きている原因に、夕食の時間が考えられます。遅い夕食時間の子供は寝るのが遅くなります。よく子供が寝なくって困るとぼやく若いお母さんがいますが、お父さんが帰ってきたときに夕食では当たり前だよ!と思っています。私は子供のスケジュールを優先します。まあ、うちはリタイアしてるのでお父さんのほうが先にお腹が空いちゃうのですがね。笑 と言う事で、試験前日は8時までに食べさせます。
翌日の出かける時間1時間前は、頭の準備に時間がかかるからです。起きてから最低でも1時間はボーっとしてる子供なので、去年、一昨年と、1時限目の成績は文系と言うこともあってか全てダメ。あれだけ、苦手な教科なんだから、もっと早く起きて準備しなさいといっていたにも限らず、出かける30分前に起きてあわてて学校に行っています。最近は少しずつよくなっていますが。。。
と、こんな風に、くどくどと説明していますので、試験の前の日だけは意外にも問題なく起きて時間通りに運びます。
SATでもACTでも半日以上かかる試験の朝食は重要です。以前はちゃんと食べてくれましたが、最近無理やり食べさせると、気分が悪くなると言うので、食べたくない時は食べさせません。朝は本人の体調に任せます。ちなみに以前食べてたものは、トーストとオレンジジュールと卵焼き。シンプルでバランスの取れた軽いものでした。最近それも、重いそうです。
そのかわり、スナックを持たせます。いつも与えるお気に入りのピーナッツベースのプロティーンバーがあり、それを2つと、リンゴ1つ、それにグミ。CVSなどで、売ってる99cの安い小さなパック1つ。
ドイツでは砂糖を子供に与える事に罪意識があまりないのをご存知ですか?代表的なのはチョコレート、ブレインフードと言って、朝からたっぷり食べてもそんなに咎めるところじゃないのです。大人もチョコレートを沢山食べます。それくらい、頭が疲れたらチョコレートって言う文化的な考え方があります。
で、ドイツではデクストロースがレジのカウンターにキャンディー類と一緒に置いてありますし、アポテケ(薬局)では来た子供全員にデクストロースを上げてました。(アメちゃんの代わり) 小さい子供に砂糖やカフェインはご法度なアメリカとはちょっと違う考えですね。
面白いのは、いずれはジョンボサイズのコーラをファーストフードでオーダーさせるなら、小さいときから決められた量のチョコレートも悪くないのにな。。。とツッコミたくなるところ。科学的なのはやはりドイツ人なのだろうなと、医学の国ドイツってだけあるな。。。と思うのです。
話は横にそれましたが、この最後に持たせるグミがデクストロース(グルコース)の代わりをします。頭の疲れを回復させ、試験に集中できる頭のコンディションを作ります。チョコレートはカフェインが入っていますので、空腹時にはあまり良くないです、気持ち悪くなる可能性もありますので、あまりおススメしません。
レッドブル。。。これを使う子供はいるかもしれませんが、子供にはおススメしません。逆に具合悪くなると思います。うちの子供の体には合いません。ドイツのインターにいた時に、レッドブルの効果を試す授業がバイオか何かであり、少量のレッドブルでどんな反応が体に起こるか(心拍数など)を実験しましたところ、うちの子供たちは、気持ち悪くなるといってました。笑 面白い授業をする先生もいるものです。
不自然な合成成分で何とかするのはやっぱり体に良くないです。自然な方法(糖分・グルコース)などで解決するのがよいと思います。レッドブルなんか飲んだら、逆に落ち着かなくなりそうですよね。笑
そんなこんなで、試験前は勉強も大事ですが、健康管理も同じくらい大事ですよね。いいスコアーを出すにはこの2つがそろってなんぼのものなんだと思います。